こんな大きな規模のイベントをタダで(もっとも、ワタクシ含め1部の方々は2,500円を奉納し、戒めの腕輪を購入し無駄に早く会場入りしたわけですが)やれる力はいったいどこからやってくるのか。
教えてください、きゃりーさんのとこのシャッチョさん。

・KAWAii!! NiPPON EXPO2014@幕張メッセ

僕たちにとっては、ただのバカみたいに大きな箱で行う対バン。
まあ、そういうものではなさそうなのだけれど、残念ながら、板野さんとか剛力さんとかきゃりーさんとか全然見てないんだよね。

順に、感想をば。

入って、なんかエナジードリンクもらうけど美味しくない。
物販行って、ふらふらして、後方でのんびりと。

・GARETTe
eの右上に*印をどうつけるのかわかんねえ。

元HKTの古森結衣擁する玄界灘の暴れ馬、初めて見た。
というか、前から見たかった。
向こうっ気の強さを前面に押し出して、とにかく野心あふるるステージを展開しているとは聞いていたのだけれど、まさしくその通り、荒々しいキレッキレのステージング。

Neo Discoはいいなあ、何度聞いても。
それだけだと思ってたけど、他も感触として悪くなく。

・nanoCUNE
愛媛からの第2の刺客はとにかく素軽い。
曲も彼女たち自身も、軽快なドラムに乗せて、弾けるように進んで行く。
その点は特に変わらず。

どうなんだろう、この年の子たちだし、これでも背が伸びたり丸くなったり、ズブくなったりしているんだろうか。
僕はあんまりいい客じゃないので、その辺はよくわからないのだけれど。

初聴きであんまりいい印象じゃなかった嘘つきライアンも昨日はいい印象、そしてこの記事を書きながらもう一度聴いたら悪くない。
そしてもう、基本的に僕、衝動DAYSだけ聴きたい人ですので…

まあ、ロリすぎて全然ストライクじゃないんですが。

外の屋台を軽く物色して、別に何も買わず、予め買ってあった握り飯を食って、さらにふらふらと、

・らぶけん
正式表記知らず。
1曲聞いたけど、ああ、らぶどるの研究生だなあという感じ。スキル的な面で。

・山口活性学園
1曲も見てないんで、人数多いなあって感想しか。

・GEM
アイスト3本柱って、ほんとよく似てんですわ。
大将格のスパガ、あとチキパにジェム。
スパガこそ多少顔のばらつきはあれど、あとは見事に丸っこいロリ顔というか、エイベックス顔。
鍛えられて小難しいことをするダンス。あ、これもスパガは違うかも。

妹分のチキパとジェムに関しては、ハイテンポな子供がお好みならチキパ、ミドルテンポがお好みならジェムという感じ。
あくまで個人の感覚ですが。

で、別にそれ以上のものは感じなかったなあ。
3本の中では一番好み(というより、一番マシ)なんですが。
基本、アイスト、あんまり趣味じゃないもんで…

外でソーセージで一杯やって、のんびり。
岐阜のグミ配布おじさんがグミをくれた。

PASSPO☆接触、さこと杏ちゃん。
さこは先日の夜のことについて、あとは実にテキトーに。
いや、テキトーでなく、もはや何も話さず。

(スヌーピーの絵柄のTシャツを着ていて)「なんかスヌーピー似合うね、てかスヌーピーっぽいよね、似てるよね」
(お前またそれテキトーだろ)
「うん」

杏ちゃんは異邦人呼ばわりに引き続き、ヘラクレスオオカブト呼ばわりされる。
もうわけわからん。

さこラスト、横の暇した杏ちゃんが絡んできて、

(さこに向かって)「この人にヘラクレスオオカブトって言って」
「ヘラクレ、(噛む)レスオオカブト」
(おめえ噛んで、(噛む)噛んでんじゃ…俺も噛んだな)

高笑いする杏ちゃん。

(まあ、が)
「頑張れ」(左拳でガッツポーズ作りながら)

完全にさこに先読みされ、逆に励まされる。

この間にツイッターで結構つらく当たった後だったから、少しでも空気がこわばったりするかと思ったけれど、どうでもいい握手会に終始し。
さて、そろそろ真面目に話すとしますかね。

その後、物販近くの小さなブースでトークショーをするという話を聞いたので、そこにかけつけてみる。
何か全員そろって、コラボ商品のTシャツ関連なのかな、よくわかんねえ姉ちゃんのインタビュー受けてたけど、話の内容も全然聞こえないしなんだこりゃ、という感じ。

ライブに戻り、

・武藤彩未
さくら学院卒業後、沈黙を破ってついに帰ってきたソロアイドル。

事前に宙のPVだけ見ていたので、そのイメージだったのだけれど、全体を通しての活力、客を巻き込もうとする元気の良さにはいささか驚いた。
かつ、作りこまれた完璧さ、人工物、大理石を思わせるような隙のなさ。客を散々煽っては褒めてを繰り返すのだけれど、いちいち遊びがない。
見ていて正直あっけにとられて、口ぽかんとしてました。

あとで、さくら学院時代から彼女を買っている友人に聞いたら、「本気で松田聖子になろうとしているんだ」と聞いたけれど、そんな話すら素直に信じてしまえるほどの作り込み感。
或いはその本気度では、全盛期の松浦亜弥を思い出すほど。

この子自身と事務所の全力の野心でどこまでのし上がれるかな、ソロ不遇のこのご時世に、超大物新人見参、とてつもなく楽しみ。

・ベイビーレイズ
ディセンバーは予想通り、ただその後の2曲ほどが一体どうしたんだろうベビレ、NHK教育でも狙っていくの?という感じ。
そういう方向で行くなら行くでまあいいんだけれど、個人的には興味はそがれたなあ。

さこの幼馴染という割に、デビュー時以外は全然つながりを感じさせないまなつ嬢だけキレキレ。

・東京女子流
いきなりAHBPから入ってきて、おんなじきもち、新曲の十字架をいれつつ、後半はツアーまっただ中のリミックスバージョンで力押し。Liarは踊るしかねえよなあ。
なんというか短距離戦の戦い方、わかってるよなあと惚れ惚れ。

あぁちゃん、少しだけ復調したように思う。まあ、かつての姿にはまだまだ程遠いのだけれど。
ゆりが大人になり過ぎてああ怖い。もっと大人になって行くんだろうなと思うとさらにああ怖い。
で、めいてぃん天使。

ガッチリ推して行くとなると、集客はなかなか苦労しているようだし、ずば抜けた成長ってのも正直感じはしないし、結構今は辛い時期なのかなあとは思うけれど、大箱とこういう対バンだけ見るのであれば、ホントにいつでもいいんだよなあ、女子流。

・PASSPO☆
パッセンに加えて暴れたがりも多かったのかな、結構な圧縮。
5列目あたり、最前戦からは一息だったので、ステゴー以外はそうでもなかったけれど。

対バンの女王、スプリント無敵だったのも今や昔。
緩急混ぜるセトリにしかしないので、かつてほどの高揚感はなく。しかしそれは最近始まった話でもなく。
夏空花火、少女飛行、MASK、PS、マテガ、ステゴー。

やたらと竹中センセが苦言を呈している気もしないでもないけれど、ここまで来て、バンド化という新たな局面に入ったからこそ、今一度ステージングの再強化ってのはしてほしいわな。
ゆるいところ、遊ぶところはそれはそれでいいのだけれど、雑草軍団なりにもう何年もやっているのだから、ぱっと見てすげえと思わせるものを。…勢い、分厚い雰囲気の点では十分凄味があるんだけど、スキル的な面で。
いや、この日が特にひどかったって話ではなく、大きなステージでのびのびきっちりやっていたとは思います。

スプリントならさこ演説はいらないかな。
MCカットでいいと思う。
要不要は置いておいて、さこ演説は、まあ、ひとつのもう名物というか、まあ、どうか、暖かな目で、見守っていただけますよう…
このモードも暫くは変わらんだろうから、まあ、長い目で、言いたいこといいつつ、見守ろうかなと。

内容は、自分で一番信じられるような自分になりたい、そうなって周りも引っ張って行きたい、だったっけ。
対バンで言うことじゃないかな、と。
まあ、同じ年代、もしくは高校生とか、そんなくらいの子には受けることもあるのかなあ。

この日のステゴーは暴れたがりが元気だったねえ。
サビとかは脱力して流されてましたw
その割に、さこへのケチャしたりするとみんなスペース空けてくれるんだから、そこだけ聞き分けよかったよなあ。

おしまい。
…と思って、外で涼んで、帰ろうと思った矢先、女子流ちゃんが屋台でなんか食ってたw
なんか撮影していて。

それを眺めてたら、そのうち一人が突然駆けだして、女の子と抱き合って。
よく見たら、おかっぱ頭に赤いミニスカート。彩未ちゃんでした。
ああ眼福。我ら一同、遠目から、「おじさんがなんでも買ってあげるよ、買ってあげたいよ」と口々に呟き。
いやあ酒が旨かったw