いつの間にか球春到来なのである。
センバツもやってるけど全然見てねえ。
開幕戦は見ました。東京ドーム花火大会。
それなりの補強はしているし、今年もきっちり取りこぼしなく優勝してくれるよう願っています。我が巨人軍。

・PASSPO☆「Perfect Sky」リリースイベント1,2部@ららぽーと柏の葉

とにもかくにも天気がいいし、Tシャツ1枚でちょうどいいくらいの気候。
だからまあ、酒呑みに行ったようなもんよねw

もっとも、べろんべろんになってもいけないし、ほどほどにしたけれど。
何って、ショッピングセンターの庭でやっているし、歩けばすぐスーパーなわけで、食料飲料調達余裕、とにかくもう気分はピクニックなのよね。

1部は暖かな日差しの中、2部は日光がクルーに突き刺さってずっとパッセンが太陽拳状態ないつもの柏の葉。
クルーはほどよく平常運転、こちらは踊り場が広いから、2部ステゴーでは全力運転してみたり。

正直あんまりステージの記憶はないっちゃない。
お疲れなりにほどよい気候の中でそこそこやっていたなあ、と。

接触は2部合計さこてぃ×5、あいぽん×3。うち2枚、なぜかねぎ推しがくれたのでねぎ推しの話題を絡めつつ、ねぎちゃんと遊んだ。
だんだんとゆっくりとねぎちゃんには優しく優しく引きこまれている気がする。溺れたいなあ、なんて。
白石麻衣ちゃんの話とか。白石麻衣、小嶋陽菜、結局自分と同じ正統派美人、似たものが好きになるんだなあ、と。

さこはそろそろ僕に対して弱音はいておけばいいと思ってきているような気がする。嫌いじゃないのがまた困ったもんだが。

・アイドル甲子園@新木場STUDIO COAST

1部の握手のときにさこに新木場行かせろよ!もう始まってんじゃねえか!なんて迫ったら、行けばいいじゃーん!行きなよー!と口をとがらせていたけれど。
結局そんなのは言いたいだけで、きっちり柏の葉でのお勤めを終えてからの新木場入り。

・ゆるめるモ!
TAKENOKO▲や妄想キャリブレーションと同枠だと聞いていた(千奈美に個人的には前者は良いと思ったし、後者は何も感じなかったのだが、そりゃあでんぱを気にいらない僕がはまるわけもないのであって)人たち。
後述のBELLRING少女ハートなどとも。

なんか客席から突然始めてたけど、あんまり印象はないなあ。
manual of 東京 girl 現代史だったかな、は、心地よかったけれど。

・palet
遠目から見ただけだけれど、動きが強くなったよねえ、と。
まああまりに遠目で見ていたのでそれだけなんですけど。

・cheeky parade
そりゃあとにかく直線的なのだけれど、それにしてもこれだけガンガン踊りでテンション上げられる子はいつ見たっていないし、どんどん鋭さは増してるし、伊達に小生意気名乗ってないし、
そして悲劇的なほどにここのヲタクは念仏を唱えるのに夢中で、そんな彼女たちを見ちゃいない…かは知らないが、見てないんじゃないかなあ、って見えるのよね。

可哀想だなあ、っておもうのよね。
そしていつ見ても小鷹狩ちゃんはかわいい。
しかし念仏を覚える気には全くならない。

・BELLRING少女ハート
客席を歩く歩く歌いながら執拗に歩いたかと思うと、なんでいきなりブラーのsong 2が聞こえるんだろう。
ブリティッシュロックになぜかメンバーが怪しげな黒い羽根を身体に纏わせ、ひたすら変な動きというか憑かれた動きばかりしてる。黒魔術か。エコエコアザラクか。

とにかく悪趣味。いい意味でも悪い意味でも。ホントに悪趣味なヲタクのおもちゃ。
なんだろうね、これ。

・吉川友
素晴らしさについては先日の大阪遠征だっけ札幌遠征だっけ、のときに書いたのでそれに譲るけど。皇帝感というか女王感というか。

この日はなんだか拾われた。2度も。
1度目は「誰目的で来たの?」と絡まれ。
2回目は「お客さん何人くらいいるんだろう」(意訳)という問いに「2,000人!」と叫んだら拾われ。
どきどきしちゃうね。なんか随分色っぽい、いいお姉ちゃんになっちまって。
この子が入ってれば、僕はきっと未だにハロヲタ…だったかどうかは知らないけれど。

・PASSPO☆
良い熱の伝わるリストだった気がする。
その熱にほだされて、熱狂していただけだったので、出来どうこうはよくわからない。
きっとバテバテの中、それなりに勢いで突っ走りつつそれなりにまとめていたんだろう。

やたらに叫んだ気はしてる。
悪くない気はしてる。
それが壇上のあの子たちによるもの、という気はあまりしていない。

日曜。
大嵐の中、隣のベルサール秋葉原ではオクトーバーフェストをやっていて。
一杯呑んだけど、確かに旨かったけど、1,500円は高い。

・PASSPO☆「Perfect Sky」リリースイベント1,2,3部@アキバソフマップ1号店 マップ劇場

ファースト・ビジネス・エコノミークラスの3枚、計4,6k相当買わないと入れない、かつ、1回につき4曲の身という、狂気の、またはモノ好きのためのイベント。
いろいろアホというか救いようがないと思うのだけれど、いい犬なので、そして今回の曲のラストリリイベ、行かなきゃ後悔するなあと思って、
いや、そんなこと特に考えず、ごく自然に、手に入れていたわけです。

1,2部は事実、しょうもないとは言わない、彼女たちがかつての夏の3回回しのように、寝ぼけ眼で出てきたわけでもない。
ただ、鬼気迫る気迫を見せるわけでもなく、狭いステージ、どうしてもそれなりのもので。
というか、疲労困憊といった感じではあって。ミスもちょこちょこあって。それは3部だってあったのだけれど。

こういうリリイベのラストというのは、えてして記念碑的な意味のものであるので、ステージ自体に大して純粋に感動するというよりは、その駆け抜けた達成感に包まれた空気の共有、そのこと自体に意味があるように思う。
そしてだいたい、メンバーが駆け抜けてきた苦悩や情熱を語ったりするし、それで月並みにこちらも感動したりする。
極めてアイドル的な祝祭だ。

3部はえてしてそうなった。
クルー1人1人がPSについての思いを語る。
全員のコメントなどとてもまとめられない。さこのコメントの不完全な要旨は以下の通り。

ダンスは前からやっていたし、今までは例えば初ステージ、ほか初めてのことでもそんなに緊張したり苦労したりすることはなかった。
今回、ギターを弾くことになり、初めてここまで苦労した。
でも、ギターを弾くこと、それから、最近は振付をしたり、脚本を書いたり、将来につながるようなことを出来て感謝している。
PASSPO☆はこれからバンド・ダンス・歌を全てやっていく。ただのアイドルだと思われたくない。PSはそんなPASSPO☆の新たなスタートだと思っている。


似たような趣旨のコメントをしていた、杏ちゃんのと多少混ざっているかもしれない。

いわむらはいつも通りふわふわして太陽だったし(もっともこの日のいわむらは疲労のせいか、表情に乏しく、ずーっときょとんとしていたのだが)、みおとねぎはこういうときはいつもそうする通り、やはり泣きだした。
ロックスターになりたいんだと泣く子は初めて見たけれど。

まこしゃまは「不器用だから…不器用だからぁ!」と繰り返し言って、目がとても綺麗だった(これは2部で最前で見たときに思わず思ったことであり、あんまりラストだからどうこうとは関係ないのだけれど)し、その他の子も、各々なりに今回の苦悩と、これまでの苦悩と、次に描く空の話をしていった。

相変わらずさこは精神的にというか頭の回転がというか、きっとあんまり調子がよくないんだろう、たどたどしく、なかなか言葉の出てこない様子で、そんな自分自身にいらつきつつ涙を流しつつそれでも話しているのはわかるのだけれど、まあ、上記のようなことを言っていて。

10日連続イベントで今回の一連の開催は締めた訳なのだけれど、もちろんそれ以前にも数カ月に及ぶバンド仕様への適応のための戦いがあって、とにかく、あの夏以来の苦闘だったのだろう。

バンドはへったくそだし、こういうイベントで自らの苦悩と未熟さをさらけ出すところなど、実にアイドル的なのだけれど、アイドルとかそんなことはどうでもいい、全くのオリジナルとしてのPASSPO☆が目指す方向というのが明確に見えた、描く空が明示された、それが今回のPSであるのだろう。

みんなで作るアイドルというより、自分たちで作るPASSPO☆。これからもチャートは気にするのだろうし大きな会場でやりたいとも言うのだろうけど、失敗もいくらでもするし傷つくのだろうけれど、まあ、大丈夫じゃないかな、と。
そんな風に、思えた、というのは楽観的に過ぎるだろうか。

さこ曰く、まあいろいろと大変とのことだし、こうやってPO☆自身が進む方向を見据えたとしても、彼女たちのせいでない要因で、唐突に終わってしまう、そんなことだって当然あるだろうし。
しかしそうなったらそれはそれで仕方ないんじゃないかな。
ここまで、よく戦ってきたよと笑って泣いてさよならする、それでいいんじゃないかな。

どうせアホなクルーどもだし、しょうもない運営だし、ユニバさんは決算ばかり見ていて全然やる気なんて感じられないし、別に明るい未来など見えちゃいないのだけれど。
それでも何度でも僕は未来しか見えないと言うし、まだまだ楽しみばかりだ。きっと楽観が過ぎるのだろう。

バンドと歌とダンスをやる。
まったくもってPSは少女飛行Ⅱだ。竹中センセだってそう思ってこの振りを付けたのだろう。
本当の唯一無二のPASSPO☆になるために。そのためのスタートなんだろう。

PSまでやって、パッセンどもが「まだまだ足りないだろう、聞きたいだろう」などと煽って始めたPASSPO☆コール。

そう、少し前に、知り合いに言われたことがある。
曰く、「今のPASSPO☆に、もう、「ホシマーク」コールは要らないんじゃないか」と。
アンコールの、「ぱ・す・ぽ、ホシマーク!」のホシマークである。
わかったようなわからないようななのだが、とにかく、むしょうにしっくりきて、それ以来、このコールはやめている。
まさしく今回のPO☆、このコールが似合わなくなる道へと進んだんじゃないかね。よくわかんないけど。

アンコールはみんなで歌う少女飛行。
PSがマイルストーンなら、少女飛行こそ偉大なマイルストーン。
少女飛行からPerfect Skyまでの3年間。思いを馳せるには十分すぎるほどの思いを抱えて。
ラストサビ、こちらを向いたさこ、不意に頷いた僕、笑って頷いたように見えたさこ。
それで十分だった。気のせいだったとしても、それで十分だ。

接触は都合、さこてぃ×8、あんにゃ×1。
さこには頑張れ、もっと頑張れ、もっともっともっともっと頑張れと発破をかけた。
頑張る!→頑張ってるよ?→うん…と、トーンダウン。
やっぱり、弱いところを出すのが受けてると思っているんだろうなあ、なんて。

頑張ってるのは、いや、頑張るだけじゃ云々というのはいろいろあって、いくらでもモノは言えるのだけれど、わかってるし、これ以上、何も言えないし、ただ、彼女の周りを包む霧がいつか晴れて、思うことが伝えられるように、と、それだけ願っている。

長ったらしくなったし日付も変わったのでこれで御仕舞。