予告どおり、チームBから。


なるっぺ。井上奈瑠嬢。

ファースト。たまにサード。長距離砲。鈍足。

まあ、しょうがないよね。こうなってしまうよね。

細かいところ。まず、割と広角に打てそう。バッティングはやわらかそう。守備でも打撃でも、決してポイントは広くないけれど、自分のツボにはまったときには強そう。

打撃は、球に対応するよりは配球読んで打つタイプ。チャンスなどでは時々、人を食ったような軽打もしそう、だけどきっとバントは下手。積極的に打つこともなさそうだし、追い込まれてからの粘りはあまりなさそう。

守備範囲は広くない。だけど、自分の範囲では割合うまい。エラーは少なさそう。だって、無理はしなさそうだから。

プロなら、2割5分前後の20本は打ちそう。なかなか頼りになるポイントゲッター。


シンディ。浦野一美嬢。

キャッチャーなのはBにいる以上仕方の無いところ。アベレージヒッター気味。そりゃあ鈍足。

勝つためのリードは、そりゃあそうだけれど、きっと育てるためのリードもする。

ピッチャーのいいところも拾いつつ、基本的には自分のしたいリードをしそう。内角多め。若い投手陣をなだめすかして気分よく投げさせ、時には叱り飛ばしながら育てていく。だからって、投手のことばかり考えているわけでもないけど。チームの勝利に貢献し、きっちり自分も売り込んでいく。したたか。

きっと肩は強くない。キャッチングはうまそう。熟練の技。

バッティング。基本はヒット狙い。でも、軽打から強振、引っ張り流し、バントにヒットエンドラン、何でもござれ。状況に応じてヒッティング。強振はできずとも、どんな球にも一応対応して見せる。その上、読みも鋭い。天性と言うよりは経験で磨かれたものだろうけど。

2割7分、2、3本くらいかなあ。


らぶたん。多田愛佳嬢。

これは迷った。まゆゆとの二遊間というイメージ。でもどちらがどちらなのか。

まあいいや。らぶたんがセカンドで。きっとショートも出来なくは無い。完全にアベレージヒッター。足は普通。

この人はきっと人を食ったようなプレーばかりする。天才肌。正面のゴロをエラーした次のイニングに、相手の完璧な位置に決まったウイニングショットをセンター前へはじき返すような。

さらに、気分屋。ムラがある。

軽打多め。難しいコースを簡単にヒットにする。捌き方が天才的。読むことはあまりしなさそう。対応型。たまに(気分で)強振し、スタンドインしてそう。小技はほどほど。人並みには。

守備もグラブ捌きが器用そう。逆シングル、どんと来い。そのおかげで自然と、守備範囲は広そう。盗塁も、センスがありそう。だけど、総じて積極的にやることはなさそう。

まあ、まだ成長期だし。


今日のラスト、ゆきりん。柏木由紀嬢。

何度も言ってるが、この人はピッチャー。イコール西口文也(西武)。それで終わりにしていいのか?実を言うと、似ているのはフォームだけ。では、それ以外はどうなのか。

まず、サウスポー。現実世界での利き腕とか関係なく。

球速はMAX145前後、ただ全身の関節が柔らかく、球持ちが非常に良く、球の出所が見えにくそう。よって、空振りを奪える速球。

全力で投げても、ほとんどは狙ったところに行くくらいのコントロール。細身の身体なのに、驚くくらい安定している。

変化球?何でも投げそうだけど。ダルビッシュくらい。でも、基本線は横へのスライダーと逆に沈むスクリュー。本気で投げたときのスライダーが手に負えないのは西口と一緒。もっとも、あそこまでのものでもないだろうが。

ツーシーム、チェンジアップ、流行り物は一応投げられそう。平気で、右打者へのインスラ、左打者の胸元へツーシームを投げそう。でも、結局決め球は直球。なんて見せておいて、打ち気なバッターに、同じフォームからチェンジアップ。

牽制、バント処理、平均点より上。器用にこなす。

150球くらいは平気で投げる。でも、練習時の長距離走では、最後方を弱音吐きながらついていく。そんな子。

間違いなく、Bのエース。


うむ、意味あるのかこれ?まあいいや。なんでも野球にたとえるの、好きなのよね。