ママちです。
姉の七回忌が終わりました。
姉の友人も出席してくれて心温まる会となりました。
突然の姉の死からはや丸6年。
私にとり愛する人の死は初めてです。
いろいろと混乱した時期もありましたが、やっと、
姉の死を受け入れる事が出来るようになりました。
今日はそんな6年を書いてみたいと思います。
姉はその日も元気に普段と変わりない日常を過ごし、
いつも通り夕飯を作り家族と過ごしました。
でも、翌日の早朝には冷たくなっていました。
突然すぎて誰も姉の死を受け入れることが出来ません。
姉が死んだという現実だけが進み、心は置いてけぼり。
私は、娘を亡くした高齢の両親が不憫で心配で、
これからは、私が両親を支えなければ、と思います。
でも独りになると「なぜ死んだの?お姉ちゃん。」と泣いてばかり。
段々と現実が私に迫ってきて、泣いてる訳にはいかなくなります。
私は心に余裕を無くしてしまい、
支えるはずの両親にもイライラをぶつけるようになっていました。
毎日、現実に押し潰されそうでイライラ、プリプリばかりしています。
現実逃避や両親への反発、そして娘との葛藤など、
私の心の中は嵐の様に荒れ狂ってました。
そんな3年が過ぎた頃、娘との葛藤から私は自分の心に気づき始め、
やっと嵐も収まり始めます。
(この時期の事は以前の記事をどうぞご覧下さい。)
そんな時です、姉が夢に出てきたのは。
本当に嬉しかった。
目が覚めた時、「お姉ちゃん‼」と叫んでました。
そこに居るような気がしたんです。
私はそれまで、ずっと自分を責めてました。
県外に嫁ぎ、実家と両親の事は姉任せにしていた自分を。
姉の死後、周りを悪者にして責めてばかりいる自分を。
こんな私を姉は天国からどんな風に見ているんやろー。
怖かったんです。
やっと、姉に許されている、
「よく頑張っているよ。あんたはそのままでいいよ。」
と言ってくれているような気がしたんです。
本当に嬉しかった。
心が安堵し自分を責めることは少なくなりました。
それから今日まで、
私の心は行ったり来たりしながらも平穏に向っています。
姉の死後から苦しんだ親への葛藤からも抜けだし
両親の事を優しく見守れるようになりました。
姉の死から6年。
やっと、姉の死を受け入れる事が出来るようになりました。
最近、とても姉に会いたくなります。
幼い姉妹を見かけると、姉と過ごした幼少期を思い出します。
姉と同じ職業の保健婦さんを見かけると姉を思います。
その話を先日帰っていた娘のまほさんに話すと、
「おばちゃん、ママちの所に来てるんじゃないの?
私たちの所にはよく来るよ。」との事、なんと!
そう言えば、愛犬かん太は、よく天井の方を見つめています。
「そうだ、お姉ちゃんは側に居てくれてるんだ。」と思うようになりました。
毎朝、手を合わせる時に姉に語りかけたり相談するようになりました。
姉の優しさや愛に包まれている。
目には見えなくても、いつも側にいて応援してくれている。
一緒に歩いているんだ。と思えるようになりました。
写真の姉はいつも優しく私に微笑んでいます。
これからは、姉と一緒に進んでいけばいい。
とても心丈夫です。
愛する方を亡くしたあなた。
きっと、愛する方はいつもあなたの側にいますよ。
きっと、あなたと一緒に歩いていますよ。
大丈夫。
独りじゃない。
寂しくない。
さあ、前に進みましょう。
今日も読んでいただいて有難うございます。
あなたの心が平和でありますように。
あなたの心が幸せでありますように。