ママちです。

 

前回の記事で、

「あるがままの自分を受け入れる」とは

「自分の感情や気持ちを心で受け止め、感じる」

ことだと知ったのに、

私は自分の感情が分からない

自分の感情を感じることが出来ない。

ことを書きました。

 

今日はその続き、

私が「感情を知る」を練習した様子を書きますね。

 

 

私は自分の感情がよく分からない事にショックでした。

自分の中に湧いてくる怒りはよく感じていました。

周りの人との関わりで、心の中でいつも怒り

ブツブツと文句を言っている自分がありました。

 

笑顔を見せ、いつも頑張り屋で、

少々のことでは落ち込まない様に見せている私。

 

「このくらい、私は大丈夫よ。乗り越えられる。負けない。」

「あんな事を言われたけど我慢、我慢。頑張って仕事をしなきゃ!泣くもんか!」

「泣き言をいっていたら、子育ても仕事もこなせない。女は大変なんだからサ。」

あなたも言っていませんか?我慢していませんか?

 

娘から「お母さん、本当の気持ちを言って。」

と投げかけられた事がありました。

 

「だからサ。言ってるじゃない。

そんな事をするのは、常識的におかしいって。

お母さんの気持ちを言ってるじゃないの!」

これ、私の気持ち(感情・本音)ではなく意見ですよね。

 

「お母さんはそんな事をされたら悲しい。淋しい。」

本音はこれですよねv(^-^)v

私のその時の感情は『悲しい』、『淋しい』ですよね。

*意見は文章で、感情は単語で表されるそうですよ。

 

頑張っているあなたはどうですか?

私は強がりを言って、

自分の本音や感情を抑えていました。

そして、ついには自分の本当の感情が分からなくなっていました。

 

ちなみに、怒りや苛立ちなど攻撃的な感情は第二感情であり

怒りの下には、第一感情である『悲しい』や『淋しい』や『がっかり』

などが隠れているそうです。

『悲しみ』などの第一感情を心が受け止められない時は

怒りなどの攻撃的な感情が表面で出てくるそうです。

 

まさに、私はこの状態でした。

これは自分の心を守る大切な機能だそうですが、

現実社会で生活している私には困った状況ですよね。

 

感じる対象は第一感情だそうです。

私は自分の第一感情を知る練習をしました。

怒りが湧いても、すぐに人にぶつけず

先ず「この怒りの下にどんな感情が隠れているの?」

と心の中を探ってみるようにしました。

 

最初は忘れてすぐに怒ったり、探っても見つからない時が多かったです。

 

だんだんと、

「あれ、私、娘から粗末にされたと思い込み悲しかったんや。」

「あれ、私、後に回されがっかりしたんや」

「あっ、焼きもち焼いたんや。淋しいんや。」

「あ~、皆の前でミスして笑われて、恥ずかしくて悲しかったんや。」

などなど、見つかるようになりました。

 

そして、せっかく見つけた感情です。

心の中で、味わうようにしました。

 

「悲しいな。笑われたら悲しくて当たり前やな。

私、悲しんでもいいんやな。我慢せずに悲しんでいいんや。」

 

自分で自分に『悲しんでいいよ』と許可を出しながら

しっかりと悲しみを受け止め感じると

怒りは薄くなり、悲しみが心いっぱいになりました。

悲しみから動けなくなる時もありましたが、

思いっきり味わうと、その悲しみが癒やされ

スーと薄くなり、不思議と元気が戻りました。

頭がだんだんと冷静になってきました。

 

「そうか。あのミスは笑うよね。

でも、私は精一杯やったよね。よく頑張ったな~。

次は準備をしっかりやろう。上手くいくかも」

冷静になると、

自分の行動を振り返れるようになっていました。

 

こうして、私は「自分の感情を知る」を練習をしました。

 

感情を感じられるようになると

『悲しい』や『淋しい』は隠す感情ではなく

大切な私の感情と思えるようになりました。

自分の事も大切に思えるようになり

怒りからではなく、正直に

自分の気持ちを相手に伝えることが

少しは出来るようになりました。

私は「感情」の大切さを学びました。

 

こうして「あるがままの自分を受け入れる」ため

「感情を知り受け止め感じる」アプローチをしています。

あなたはどんなアプローチをしていますか?

 

この記事にピンときたあなた。

一緒に練習をしてみませんか?

 

*ご注意

  • 怒りを味わうことは駄目ですよ。ますます、怒りが増幅し、本当の感情がみえません。
  • 本当の感情がみつからない時は無理をしないで止めましょう。あなたの心を守るために、抑えられている可能性があります。
  • 本当の感情を感じることがきつい時も無理をしないで止めましょう。 トラウマや深い傷がある可能性があります。
  • 一人で抱えるのがつらい時は誰かに聞いて貰うのもいい方法ですね。
  • 「怒りを我慢しましょう」と言っているのでありませんよ。怒ってもいいんです。落ち着いたら何で怒ったか探ってみませんか?
  • 無理をせず、出来ることをゆっくりと。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

あなたの心が平和でありますように。

あなたの心が幸せでありますように。