【 地 域 】兵庫県
【 ボーナス 】変動
期間工がとこのように、求人に書かれている「日給いくら」「入社祝い金いくら」「ボーナスいくら」といった情報だけでは、本当に稼げるかどうかをジャッジすることはできません。
ところがネット上を探しても、各社の年収(総支給)をズバッと比較している情報はほとんど見当たらないのが実状です。
というわけで、ここから期間工の年収(総支給)が高い上位10社をランキング紹介します。
なお、期間工は最長2年11ヶ月(約3年)まで働けるため、1年目・2年目・3年目の年収を順番に比較していきますね。
期間工1年目の年収比較ランキング
まずは、期間工1年目の年収ランキングです。
【期間工1年目の年収ランキングTOP10】
ランキング 1年目の年収
1位:トヨタ 496万円
2位:マツダ 462万円
3位:日産(追浜工場) 454万円
4位:日産(横浜工場) 453万円
5位:日産車体 453万円
6位:いすゞ 452万円
7位:スバル 451万円
8位:日野 446万円
9位:ホンダ(鈴鹿製作所) 445万円
10位:日産九州 438万円
※すべて同じ労働条件で給料を計算しています。
※上記の金額は、すべての手当を含めた「総支給額」です。
※日産は勤務地によって待遇が異なります。
上位10社の1年目の年収は400万円を軽く超えます。さらに、トップクラスのメーカーは年収450万円オーバー!
未経験からのスタートでも、これだけ稼げるのはスゴいですよね。
しかし、金額をよく比べてみると、上位10社のなかでも年収に数十万円もの差が生じます。
さらに下位のメーカーともなれば、年収200〜300万円台のところも結構多いです。
せっかく稼ぐために働くのですから、最低でも「年収400万円以上」のメーカーを選ぶようにしてください。
期間工2年目の年収比較ランキング
続いて、期間工2年目の年収ランキングです。
【期間工2年目の年収ランキングTOP10】
ランキング 2年目の年収
1位:トヨタ 459万円
2位:日野 456万円
3位:日産(追浜工場) 448万円
4位:ホンダ(鈴鹿製作所) 443万円
5位:いすゞ 437万円
6位:スバル 437万円
7位:日産(横浜工場) 433万円
8位:日産(栃木工場) 431万円
9位:ホンダ(埼玉製作所) 428万円
10位:日産九州 427万円
※すべて同じ労働条件で給料を計算しています。
※上記の金額は、すべての手当を含めた「総支給額」です。
※日産は勤務地によって待遇が異なります。
1年目は「入社祝い金」が含まれますが、2年目はありません。したがって、2年目の年収はやや下がります。
とはいえ、基本給や満了金がアップするメーカーも多いため、上位10社においては年収430〜460万円くらいは稼げます。
ただ、ここでもメーカーによって年収に数十万円の差が開いています。下位と比べると、その差は100万円以上にもなります。
クドいようですが、「できるだけ稼げるメーカー」に入らないと確実に損です!
期間工3年目の年収比較ランキング
期間従業員は長く働くほど優遇されるため、給与も年々アップします。
しかし、そのあたりのルールは会社によって異なるため、3年目の年収はTOP10のなかでもかなり差が開く結果となりました。
期間工3年目の年収ランキングはこちらです。
【期間工3年目の年収ランキングTOP10】
ランキング 3年目の年収
1位:トヨタ 507万円
2位:スバル 467万円
3位:マツダ 452万円
4位:日産(追浜工場) 451万円
5位:ホンダ(鈴鹿製作所) 443万円
6位:いすゞ 437万円
7位:日産(横浜工場) 433万円
8位:日産(栃木工場) 431万円
9位:ホンダ(埼玉製作所) 428万円
10位:小松製作所(大阪工場) 427万円
※すべて同じ労働条件で給料を計算しています。
※上記の金額は、すべての手当を含めた「総支給額」です。
※日産は勤務地によって待遇が異なります。
ご覧のとおり、上位10社の年収を比べると、その差は80万円。もちろん、ランキング外のメーカーは年収がもっと低く、その差は最大でナント240万円にも及びます。
これだけ年収に差が開いてしまうのは、主に次のような要因があります。
【年収に差がつく要因】
•基本給の差
•満了慰労金の差
•各種手当の金額の差、または有無
同じ業態でも会社によって給料が違うのは、良くある話ですよね。これは正社員に限らず、期間従業員でも同じこと。
であれば、やはり給料のいいメーカーを選ぶほうが賢明です。
期間工で年収500万円以上稼げるのは「トヨタ自動車」
なかでも、年収がとくに高いのは「トヨタ」です。
トヨタは1〜3年目の年収において、すべてで第1位。3年目では年収がナント500万円超えです!
ただ、トヨタの仕事が特別にキツいわけではありません。どのメーカーも仕事内容は似たようなものです。
トヨタが他社より稼げる理由とは?
では、なぜトヨタ期間工の給料はここまで良いのでしょうか。
トヨタは他社よりも生産量が多く、それだけ多くの人員が欠かせません。そこでたくさんある求人のなかからトヨタに応募してもらうには、待遇を良くして差別化を図る必要があります。
また単純に、トヨタは会社としての利益が他社よりも大きいので、その分、社員の給料に還元してくれているというのもあります。
細かな理由はあまり気にしなくてもいいんですが、とにかく「トヨタは他社より待遇がいい」というのは間違いありません。
正直なところ、どの会社、どの部署にいっても、仕事は慣れの問題。会社選びで失敗した私の経験からも、やっぱりどうせ働くなら少しでも多く稼げる会社に入ったほうがイイに決まってます!
そういう意味で、これから期間工で働こうとしている方にとっては、トヨタが最も有力な候補になるのではないでしょうか。
期間工3年間(フル満了)の総支給ランキング
ここまでは、1年ごとの年収を比較してきましたが、果たして、約3年間をトータルすると総支給はいくらになるのでしょうか? また、上位10社はどこになるでしょうか?
期間工約3年の総支給ランキングがこちら。
【期間工2年11ヶ月の総支給比較ランキングTOP10】
ランキング フル満了(2年11ヶ月)の総支給額
1位:トヨタ 1,462万円
2位:スバル 1,355万円
3位:日産(追浜工場) 1,353万円
4位:マツダ 1,338万円
5位:ホンダ(鈴鹿製作所) 1,331万円
6位:いすゞ 1,326万円
7位:日産(横浜工場) 1,319万円
8位:日産(栃木工場) 1,298万円
9位:日産車体 1,295万円
10位:ホンダ(埼玉製作所) 1,291万円
※すべて同じ労働条件で給料を計算しています。
※上記の金額は、すべての手当を含めた「総支給額」です。
※日産は勤務地によって待遇が異なります。
上位10社なら約3年で相当稼げるのが理解できると思います。
ただし、年収の差が積み重なるため、総支給ではさらに大きな差となります。「1位のトヨタ」と「10位のホンダ(埼玉)」を比べると、総支給は170万円も違います。
もちろん勤務地などの条件でメーカーを選ぶのもアリですが、給料で選ぶなら上記ランキングの1〜5位あたりが候補としては有力です。
期間工の平均年収はいくら?
ここまで、1〜3年目の年収ランキングを紹介してきましたが、その上位10社を平均すると、以下の金額になります。
【期間工の平均年収】
平均年収
※ランキング上位10社
1年目 454万円
2年目 438万円
3年目 449万円
トータル 1,337万円
※ここでの金額は、上記ランキング1〜10位の平均年収になります。
期間工の平均年収は、おおよそ450万円程度。学歴も職歴も関係なく、未経験でもやれる仕事でこれだけ稼げるのは期間工ぐらいでしょう。