感謝の意を表す「ありがとう」というこの言葉、
実は感謝とは別の意味と影響力を持っています。
それは、「相手の存在価値を最高に高める言葉」になるということ。
たとえば、あなたがほめられた時に「ありがとうございます」とお礼を言うと、
あなた以上に相手(あなたをほめた人)が喜びます。
なぜって?
だって、自分が評価した(ほめた)ことを感謝されたわけですから、
評価者として、自分自身の重要度が高まったわけ。
誰だって自分の重要度が高まれば嬉しいでしょ。
ここを理解できずに、
ほめられた時に「いえいえ、そんなことはありません」と謙虚に応えちゃうと、
実は、すべてが台無し。
相手はほめた行為を却下・否定されたことになるから、重要度が高まらない。
日本人的な謙虚さは、ここでは必要ありません。
部下にほめられた時は、素直に、
「ありがとう、○○君にそう言ってもらえると、嬉しいよ。」と、しっかり返す。
社長や上司からほめられた時も、
「ありがとうございます。社長にそう言っていただけると、とても嬉しいです。」と応えると、
相手が喜ぶんです。
「ありがとう」は感謝の意を伝えるだけの言葉ではありません。
相手を賞賛する最高の言葉です。
何かを評価されたら、あなたがうれしいかどうかは別にして、
「ありがとうございます。」と心から伝えると、相手はものすごく嬉しくなるんです。
今までやっていなかった方は、やってみると分かります。
「ありがとう」と言ったあとで、相手の眼をしっかり見てください。
顔つきが和らいだり、はにかんだり、いろいろな喜びの表情を示しますから。
そのとき、あなたは、相手からキラキラと輝いて見えているはずです。
こんな簡単な言葉が、職場の人間関係をガラリと変えたりするんです。
使わないともったいない、と思いませんか?
