お久しぶりです、中間テストで初っ端から投稿できず自分で自分が心配です
さて、今日ご紹介するのは市川春子先生の『虫と歌』です
先生の名前に聞き覚えがある方はおそらく『宝石の国』の先生と言えばピンとくるかもしれませんね
いわゆる短編集なのですが、どれも性癖に刺さる刺さるどんどん刺さる
個人的に推したいのが表紙の左下に寝転んでいる男性と女の子
日下兄妹という本書では三つ目の作品
肩を壊した野球少年がある日跳ね回る釦のような物を見つける
その釦もどきは時間が経つにつれ奇妙な形に変形していく
最終的に人の女の子のような姿となり青年は「ヒナ」という名前を与え、家族の様に過ごす
現実と非現実が絶妙な加減で交じり合い、市川先生独自の世界観がたっぷり詰まったお話でした
正直ラストページをなんという言葉を用いれば正確に表現できるのか悩みます
他にも先生らしい日常と非日常の混じり合いが描かれていて、先生に興味を持ち始めている人にそっと渡したいですね
それが沼へ一直線するしかない重りだと密かにせせら笑いながら(笑)

