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http://japanese.joins.com/article/754/152754.html?servcode=400&sectcode=400

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韓国人留学生　米ハーバード大学を首席卒業

2012年05月27日10時57分
[ⓒ聯合ニュース]

【ニューヨーク聯合ニュース】韓国人留学生が米ハーバード大学を首席で卒業し、話題を集めている。

　同大学経済学科のジン・クォンヨンさん（２０）は２４日、卒業学点４．０（満点４．０）を獲得し、全体首席で卒業した。卒業生１５５２人のうち、４．０を獲得したのは２人。ハーバード大で韓国国籍の留学生が全体首席で卒業したのは今回が初めてとなる。ジンさんは４年課程を３年で終えた。

　ジンさんはソウルで小学校１学期を終えてから、１人で留学生活をスタート。勉強だけではなく部活活動でスポーツにも励んだため、寂しさを感じなかったという。勉強方法については、同大学の授業はペースが速く、１回でも欠席したらついていけなくなるため、「授業に集中した」と説明する。

　ジンさんは金融と国際通商分野の国家間の訴訟で韓国の国益を代弁する弁護士を目指し、今年９月からは米エール大の法科大学院（ロースクール）に進学する。

＝＝＝引用終了＝＝＝

いや～、素直に凄いね。

ここ最近日本の学生のアメリカ留学数が減少してゐるのを鑑みると、韓国のかう云つた進出は目覚しいのではないか。

海外に留学したいな～と考へてゐる大学生の私にとつても、非常に奮起せしめるニュースである。

私は学生にとつてかう云ふニュースは非常に大切なのではないかと思ふ。嘗ての明治の青年がさうであつたやうに、世界に出て行き見聞を広め、ひろく交はつて親交を深め、以て国家に奉公する事・・・と云ふと私には金子堅太郎が思ひ浮かぶ。

金子堅太郎はアメリカに渡り小学生から始め飛び級で卒業、中学を中途退学後ハーバードのロースクールに入るが、その前にボストンの弁護士オリバー・ウェンデル・ホームズに師事。この時にブラックストーンの『英国法釈義』を紹介され読み、入学後もハミルトン等の『ザ・フェデラリスト』を読んでゐる。前者はコモン・ロー理解に缺かせず、後者は「違憲立法審査制」などが組み込まれた保守主義者等による米国憲法コメンタリーである。

また見逃してはいけないのが、金子はこのハーバード時代に上院議員チャールズ・サムナーからバークを紹介されてゐる。金子が日本で初めてバークの著作を『政治論略』として出版するのは周知の事である。

この留学があつたからこそ、そこで歴史法学の方法を学び且つ保守主義哲学を知り得た。

＊ちなみにこの時の同窓に後のルーズベルト大統領がをり、後の日露戦争で金子がこの誼を通じて米国内の同戦争の世論を日本に傾け、講和の模索をした事は言ふまでもない。

私が「見聞を広め、ひろく交は」ると云ふ事はこれを指す。

無論金子一つの例で以て一般化するつもりは毛頭ない。しかしこの留学あつてこその歴史に於ける「金子堅太郎」である事も事実である。

広く世界から来る留学生と一箇所で学べる、これほど素晴らしい事はあるまい。『論語』に曰く「朋遠方自り来る有り。亦楽しからずや」である。

韓国人留学生 米ハーバード大学を首席卒業

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使我奮起 韓国学生

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