3月19日、直径30メートルの小惑星(隕石)が観測史上、最も地球に接近し、南大西洋の上空を通過したことが明らかになった。最接近時には地球の上空約4万3000キロメートルに到達したという。これは地球の直径の3・4倍に相当する近距離だったのだ。
世界各地の環境調査を行っている民間の地球政策研究所(本部ワシントン)はこのほど、地球上で現在、動植物のさまざまな種の絶滅が急速に進んでおり、地球は6度目の大量絶滅時代に向かって進んでいると警告。特に、人類による自然破壊に歯止めを掛けるべきだと勧告した。(3月5日・時事通信から)
地球生命の大量絶滅は白亜紀に繁栄していた恐竜が、巨大隕石の衝突により絶滅したことは知っていたが、過去に5回の大量絶滅時代があったとは知らなかった。いずれも火山の噴火やいん石の衝突、気候変動などが原因であったとされている。この地質時代の生命の絶滅の項目を整理したい。
1、 先カンブリア時代末(約9億年前)の大量絶滅
2、 古生代オルドビス紀末(約4億3500万年前)の大量絶滅
3、 古生代後期ペルム紀末(約2億5000万年前)の大量絶滅
4、 三畳紀末(約2億年前)の大量絶滅
5、 白亜紀末『約6400年前』の大量絶滅・・・
遥かなる 地球の歴史を 思う時 今の時代は 輝く世紀