質問なるほドリ:今年の花粉の状況は?=回答・曽田拓
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林野庁は昨年11月から今年1月にかけて、福島県など16都県のスギ林約180カ所を調査した。その結果、花粉を出す雄花で最も放射性セシウムの値が高かったのは、福島県浪江町の1キロ当たり25万3000ベクレルであったという。福島県外の最高値は栃木県矢板市の同1640ベクレルであったという。
報謝能は社会のあらゆる処に影響与える。杉が大地からセシウムを吸収し
花粉を通して排出する。当然杉の木に中にも放射性セシウムが残っている
ことになる。セシウムを含む杉材で家を建てたら、家の中に放射線が走ることになる。このことは追って問題になるだろう。
行政の発表するデーターは信用できない。今回の発表で180ヶ所中18カ所が検出限界値未満でしたというだけでその他の詳しい発表がない。浪江町の1キロ当たり25万3000ベクレルセシウムを出す浪江町は、お気の毒であるがゴーストタウンにならざるを得ない。
政府も新聞もこのように言わないが、72%が森林なのである。この森林が深刻に汚染されていることは、杉花粉1キロ当たり25万3000ベクレルで明らかである。放射能が含まれる杉花粉が舞う地域に住めるものでない。