富士通、世界最高性能を目指すスパコン第1号筐体を出荷 | NPO法人生涯青春の会

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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100929_396621.html


 富士通は、928日、理化学研究所に納入する次世代スーパーコンピュータ「京」(けい)の第一号筐体出荷セレモニーを、石川県かほく市の富士通ITプロダクツ(FJIT)で行なった。

一般的なコンピュータの1万倍の性能 富士通テクニカルコンピューティング・ソリューション事業本部・奥田基氏は、「次世代スーパーコンピュータの『京』は、企業の部門で一般的に使われるコンピュータの1万倍の性能がある。これは1日かかっていた計算が10秒で終わり、1週間かかっていた計算が1分で終わる性能。事実上不可能だった1年間かかっていた計算も、1時間で終わることになる。自動車産業では、ボディの厚みなどの設計値をいろいろと変えた計算を大量に行なうことができるため、安全かつ経済的な車を短期間で設計可能になる。また、波と船のように異なる性質を持つ物体のシミュレーションを組み合わせることにより、より現実の世界に近い計算が可能になる」とし、「自然の真理を追求するような5年以上先を見たシミュレーションや、5年以内に実現するような研究開発に直結する計算、または大規模災害対策、新ウイルス対策など、いますぐに結果を求める緊急計算などに活用できる」とした。


 (報道の一部を引用)