米グーグルは3日、電子メールなどでそれぞれ保存している個人情報を、アカウントごとに一括管理できるサービス「グーグルダッシュボード」を始めた。利用者のプライバシー保護強化策の一環。電子メール「Gメール」などの個人のアカウントにログインして利用する。ダッシュボードサービスを選ぶと、動画配信サービス「ユーチューブ」の閲覧履歴や、チャット履歴などさまざまなサービスに関連づけて保存している個人情報をまとめて閲覧したり、削除や設定変更を行うことができる。グーグルは5月、日本や欧米などで無線LAN経由でやりとりされている個人情報を誤って収集していたことが発覚。これを受け同社は3日、個人情報収集の透明性向上などのプライバシー保護の基本指針を策定。その一環としてダッシュボードの提供を始めた。(共同)
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毎日新聞 2010年9月4日 19時46分