2010年09月02日 朝日新聞
∞山形地方気象台「亜熱帯の夏」
県内各地のこの夏(6~8月)の平均気温が、観測史上最高を記録した。山形地方気象台によると、山形市の平均気温は25度で過去最高だった78年の24・4度を突破し、統計が残る1890年以降最高だった。酒田市と新庄市もそれぞれ24・7度と24・0度で過去最高を更新した。
特に8月は記録的で山形市27・7度、酒田市27・9度、鶴岡市27・9度、新庄市26・7度、長井市26・4度など県内22の観測地点中17地点で平均気温の最高を更新した。
同気象台の担当者は「今年は亜熱帯の夏と同じで、異常気象と言っていい」と話す。
また、1日の最高気温は新庄市34・4度、高畠町35・4度など県内10地点で9月の観測史上最高を記録した。