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7月上旬から続く豪雨の影響で同ダムの水位が危険な水準に達していた中国揚子江の三峡ダム。1998年以来最悪となった今回の豪雨により、これまでに900人が死亡し1000万人近くが避難生活を余儀なくされていると、ロイターおよびAP通信は伝えている。
湖北省宜昌(ぎしょう)市に建設された三峡ダムは長さ約2.3キロ、高さ185メートル。同ダムの建設により上流約660キロにわたって原生林の峡谷、村々、史跡が水没した。
三峡ダムは、電力供給と揚子江の洪水の抑制を主目的として建設されたが、今回の豪雨により水位が満水時の約90%に達するという稀に見る危険な状態に陥っていた。