21、重症認知症患者60万人の費用 | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

介護5の介護保険制度からの援助は年間334万円である。
介護保険制度からの援助・・・・月間278,553円(年間334万円)
家計の負担合計・・・・・・・・80000100,000
334
万円(年間)×600000人=2兆円

           ( 20070308日のニックさんの書き込みから)


オリヒメさん  

私の申し上げたことの一部に不備があるようですので修正し補足説明します。

介護費用が高いか安いかの議論は永遠と続くでしょう。しかし、私の最大の心配事は、介護保険制度からの援助金が膨大であり、制度が永続できるのかということなのです。そちらの方を数倍も懸念しています。

先ず、不正確であった月額の費用ですが、母の直近の支払い金額。月額です。

①食費負担額 42,780

②室料負担額  9,920

③介護サービス負担額 30,048  ①~③の個人負担  82724

介護保険制度からの援助 278,553

総額 361,301

1日当り 約12,000

12,000円が安いか高いか。高いと言われたら悲しくなる人も居るというのは理解できます。 しかし、私が一番心配していることは、そのことではなくて、介護保険制度からいただく278,553円が年額で、330万円強になるということなのです。若しこれを私が被介護者として受け取る時代になりまして、5年あるいは10年間も生きますと、1,650万円とか3,300万円になってしまう。私、一人で、これだけの援助をいただくことになります。一般人の退職金よりも多く、年金受取額よりも多くなってしまう。そのような高齢者が、いずれは何百万人となったら、介護保険制度は維持できるのでしょうか。大変なことになるのではないでしょうか。

                   ニックさんの書き込みを引用