10、認知症の厳しさ 南田洋子さんが浮き彫りにするコト | NPO法人生涯青春の会

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2009-04-02 22:56:19高齢者情報から



認知症の厳しさ 南田洋子さんが浮き彫りにするコト


 認知症で闘病中の元女優南田洋子さん(76)が1日、救急車で都内の病院に運ばれた。テレビ朝日で会見した夫の俳優長門裕之(75)は報道2の通り「このまま洋子が植物状態になってしまったら、おれの人生どうなるんだろう」と涙をにじませたとい う。この姿を見て、みのもんたは「悲痛な叫びです」と言い表している。


 南田洋子さんは、自力では立ち上がれないようになっていたという。3月28日にベッドから転落して足と腰を痛めて病院に連れて行こうと思っていた矢先だったという。担当の医師は「退院まで1カ月はかからない」と話しているという。長門は「とても1人では老老介護はできない。遅まきながら介護保険を勉強して、要介護の申請を出している」と話している。子持たず夫婦の長門裕之(75)さん「老老介護はできない」・・・まさに悲痛な叫びである。



報道

1、女優の老後と認知症 南田洋子が浮き彫りにするコト
                 2009年4月2日 テレビウォッチ

2、南田洋子さん意識混濁で緊急入院
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090402-477906.html

3、南田洋子 転倒で腰強打…昨年は足骨折で手術
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/04/02/11.html


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1、女優の老後と認知症 南田洋子が浮き彫りにするコト
                 2009年4月2日 テレビウォッチ
                 
 意識障害を起こして入院した妻・南田洋子(76)について語る長門裕之(75)の姿を見て、みのもんたは「悲痛な叫びです」と言い表した。

「このまま植物状態になったり、寝たきりの生活になるなら、オレの人生、どうなるんだろうと考えた」「ボクのキスを一番、嫌がりますから、キスしないから目を覚ましてくれって、いま言ってきました」
4年ほど前から認知症を患う妻を、長門は仕事しながら介護してきた。長門によると、南田は自力では立ち上がれないようになっていたようだ。3月28日にベッドから転落して足と腰を痛めて病院に連れて行こうと思っていた矢先だったという。
「きのう(3月31日)の朝、目がウツロになっていて、異変に気づいて救急車で運びました」(長門)
スタジオに招かれた認知症の専門医の話では、南田は「せんもう」という症状らしいが、ここはフリップを使った説明がほしいところ。よく伝わってこなかった。認知症の場合も、早めに気づくことが肝心らしい。何か変な言動とか、元気がなくなったりとか、夜、騒いだり、眠れないとかに、周りの人が気づいたら、対策チームをつくり、クスリとケアを上手く組み合わせれば改善する、と専門医は述べる。
幸い、南田は命に別条なく、1か月くらいで退院できそうだという。誰にとっても老後はきびしい、と思わせるニュースであった。

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2、南田洋子さん意識混濁で緊急入院


http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090402-477906.html
 認知症で闘病中の元女優南田洋子さん(76)が1日、救急車で都内の病院に運ばれた。同日夜、東京・六本木のテレビ朝日で会見した夫の俳優長門裕之(75)は「このまま洋子が植物状態になってしまったら、おれの人生どうなるんだろう」と涙をにじませた。
 南田さんは先月28日にベッドから転落。足の痛みを訴えたため、この日、病院に行く予定だった。長門が朝、声をかけたが意識が混濁。救急車を要請して緊急入院した。
 長門は「『おはよう』と声をかけても、笑顔が返ってこない。目がつり上がっていた。なんとか処置をしなければと思った」。南田さんは点滴治療を受けているが、意識は混濁したまま。便秘のためアンモニアが排出されないのが原因とみられる。長門は「このまま寝たきりになったら、僕の責任。僕のキスを一番いやがっていた。もうキスしないから目を覚ましてほしい。今朝よりは少し快方に向かっていると思うが」と声を落とした。
 担当の医師は「退院まで1カ月はかからない」と話しているという。長門は「とても1人では老老介護はできない。遅まきながら介護保険を勉強して、要介護の申請を出している」と話していた。
 [2009年4月2日8時47分 紙面から]



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3、南田洋子 転倒で腰強打…昨年は足骨折で手術
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/04/02/11.html


 女優の南田洋子(76)が1日、都内の自宅で意識が混濁状態となり、救急車で都内の病院に運ばれた。

 夫で俳優の長門裕之(75)が同日夜、テレビ朝日で病状を説明した。先月28日、自宅で転倒し腰を強打。当初、しきりに痛みを訴えていたが「きょうはどこを触っても全く痛がらなかった。“おはよう”のあいさつにも応えてくれず、目がうつろ。これはおかしいと思って救急車を呼んだ」と話した。

 現在は点滴を打ち、安静にしており「医師も“大丈夫。入院は1カ月はかからない”と言っている」という。「洋子は僕のキスが嫌い。“もうしないから目を覚まして”と話しかけたら、ニコリとほほ笑んでくれた」と目に涙をためて語った。

 南田は医者からアルツハイマー病と指摘されており、長門は最近「要介護」の申請を関係機関に提出。近日中に専門家の診断を受けるという。南田は昨年も転倒して左太腿を骨折し手術を受けた。