2010年2月25日 日経
日本経済新聞社は24日、インターネット上で利用できる「日本経済新聞 電子版」(Web刊)を3月23日に創刊すると発表した。信頼できる確かな情報を先端技術を使った便利な機能とともに提供する。新聞の品質とデジタルの特性を併せ持つ新しいメディアを目指す方針だ。
24日、記者会見した日本経済新聞社の喜多恒雄社長は「パソコンや携帯電話などデジタル機器に親しんでいる方々にも電子版を通じて良質なジャーナリズムを提供する」と述べた。電子版は24時間体制で最新ニュースを豊富なデータや映像とともに提供。紙の新聞の記事にとどまらず、日経グループ各社や海外メディアなどの記事も配信する。ビジネスシーンや投資に役立つ情報のほか、生活情報なども手厚く報じる。
電子版のアドレスは「http://www.nikkei.com/」。3月1日から読者登録を受け付ける。購読料は紙の「日本経済新聞」の定期購読者が月額1000円(総額は朝・夕刊セット版地域5383円、全日版地域4568円、税込み)、電子版のみの購読の場合は同4000円(税込み)。電子版は4月末まで無料で提供する。 (14:08)