2010年2月21日 日経
大和ハウス工業は19日、家庭内の家電や住設機器を一元管理する「スマートハウス」の実証実験を公開した。傘下の総合技術研究所(奈良市)で米アップルの高機能携帯電話「アイフォーン」を使い、画面操作でエアコンの温度設定を変えたり照明の電源を切ったりする。将来の実用化を目指し、25日まで実験する。
大和ハウスは異なるメーカーの電化機器を一元的に操作できる共通ソフトを開発。アイフォーンでこのソフトを搭載したホームサーバーに接続し、家庭内ネットを通じて自由に操作する仕組み。外出時に家庭内のすべての機器の電源を切り、防犯システムを起動させることも可能だ。テレビ画面などでも操作できる。
[2010年2月20日/日本経済新聞 朝刊]