7、日米、「南海トラフ」地殻構造調査 巨大地震の想定震源域 | NPO法人生涯青春の会

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                   200971日 日経


 日米の研究機関や大学が共同で2010年度から、日本列島南岸でマグニチュード(M)8級の大地震を繰り返す巨大断層の掘削調査に乗り出す。東海・東南海・南海地震の想定震源域が連なる「南海トラフ(溝)」沿いを深さ約6~7キロまで掘り、地殻のひずみなどを調べる。巨大地震の巣を直接探る世界初の調査で、地震発生メカニズムの解明に役立てる。

 日本の海洋研究開発機構を中心に米ウィスコンシン大学などの研究者が参加する。海洋機構の地球深部探査船「ちきゅう」を利用。紀伊半島南東沖のトラフ沿いの海域で、船からパイプやドリルを突き立て、海底下に直径約20センチの穴を掘り進める。13年ごろまでに約300億円を投じ、3回の航海に分けて掘削する。(18:39)