1、「藻」から再生可能ガソリンを精製する技術が登場 | NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

ブログ№53、バイオ燃料情報

 過日ジャトロファの栽培を展開している日本企業のセミナーに参加する。

日々の映像を19971月から4300回以上も記述しているので、世の中のことをある程度分かっているが、まだまだ分からないことが多いのに驚く。ジャトロファのこともはじめて知った。思っているより、早くバイオ燃料の普及が展開するようである。人類の英知の理解する意味でバイオ燃料情報を集録することにしました。

1、「藻」から再生可能ガソリンを精製する技術が登場

20080530 0811 更新

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/30/news021.html

日光と二酸化炭素、藻などの光合成微生物から原油を作り出すという新技術。従来のバイオ燃料の課題を克服できるという。

 米Sapphire Energy528日、藻からガソリンを精製する新技術を発表した。日光と二酸化炭素、藻などの光合成微生物を利用する「画期的なプロセス」で原油を産出し、オクタン価91(オクタン価はアンチノック性を示す値で、JIS規格ではレギュラーガソリンは89以上と規定されている)のガソリンを精製するというもの。耕地や農作物が不要なため、従来のバイオ燃料にみられた「食糧か燃料か」というトレードオフとも無縁だという。

 新技術で産出する原油は、通常の原油精製施設での精製が可能で、従来のサプライチェーンを通じて流通できるという。最終製品となるガソリンはカーボンニュートラルで再生可能。米国材料試験協会(ASTM)標準にも準拠する。新技術では日光以外の天然資源を必要としない上、藻は耕地以外の土地やにごった水でも繁殖するため、原油産出施設を簡単に、経済的に拡大できるのが特徴だとしている。

 Sapphire Energyは、石油化学やバイオテクノロジーなどの分野の科学者により設立された企業。「従来のバイオ燃料のマイナス面のない再生可能燃料を作り出すこと」が目標で、ゆくゆくは「再生可能な石油化学製品製造の分野で、世界のリーディング企業になる」ことを目指しているという。IntelAppleを支援している米ベンチャーキャピタルのVenrockが出資している。