なにかと新聞によく話題になる総合商社。
総合商社とはどんな会社なのか。一体何をしているのか分かりにくいと思います。
まず総合商社というのは日本独自のビジネスということ。
日本には資源が少ないためそれらを輸入に頼ることになります。そして輸入してきた資源を使い
付加価値をつけ輸出して日本経済は発展してきた。
輸入したり輸出するときにそれら海外との取引のプロが必要になったことで総合商社が生まれてきた。
大手4社を比較してみる。
(2012年度財務諸表)
商社の貸借対照表の特徴は固定資産の長期投資等の割合が各社とも30%を超えています。
商社のビジネス展開は「投資」です。各社とも投資をして関連会社や子会社をたくさん持っています。
これは損益計算書の持分法による投資利益の額からも読みとれます。
持分法投資利益とは非連結子会社や関連会社の業績を連結財務諸表に反映させる項目です。
連結の方法には全部連結と持分法連結があります。
全部連結とはいったん関係会社の全部を連結してそこから相殺消去していき親会社の持分を
明らかにしていくのに対し、持分法とは関係会社の利益を親会社の持分だけを連結していきます。
ただいくつもある関係会社を把握していくのは難しいし、「資源関連・非資源関連まで幅広く展開
してます。世界的に事業展開をしているので海外経済や為替、資源関連事業では資源価格により
株価が左右されます。なので将来利益予想が難しいのです。
商社の株価は割安水準で推移しています。低PERな理由も上記理由からなのでしょう。
好決算でもあまり人気はありません。こうした理由を考えれば考えるほど素人には難しい買いにくい
企業なのかもしれません。


