普段、意識していなかった右腕をほんの少し工夫するだけで見違えるほどの音色が出る驚くの方法とは!? | syo-ta1612のブログ

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こんにちは
しょうたです。



今回は”右腕の使い方”を解説していきます。




右腕の使い方をマスターしていただくと、
腕の力ではなく重みで音が出るようになります。



腕の重みと言われても、
ピンとこないかもしれません。



右腕を水平まで横にあげて、
一気に力を抜いてください。



右太ももに手が思いっきりぶつかって、
結構痛いはずです。
赤くなったりしていたらすみません。



何も力を使っていないのに
これだけの力が出るのですから、
これを使わない手は無いです。




この重みを使って音を出すようにすれば、



右腕の全神経を
弓の動きや音の形に集中することができます。




逆に腕の重みを使えていないと、
余分な力を入れて弾くことになってしまい
結果として、



・素早い動きがとれない。

・音が欲しいタイミングでばてて
 十分な音が出なくなってしまう。

音は出ているけど、
 細かい音の処理ができていない。






などの問題が生じてしまいます。



そろそろ音をどんどん出していきたいと思う所だと思いますが、
右手の構えはこれで最後なのでぜひマスターしてください。



具体的な構え方ですが、



肩から肘、
手首を超えて弓の先までが
ねじれないようにしてください。



特に肘の角度には
十分注意してください。




よくあるのが、
肘が楽器(表板)に対して、
垂直になってしまっています。



これでは、腕の重さが
肘から抜けてしまいます。



必ず脇を開けて、肘を楽器に対して
並行になるようにしてください。



ここだけに気をつければ手の先までは
重みが伝わります。



その伝わった重みを
今までにお伝えした持ち方で
しっかりと弓先まで伝えてください。



この形が完成していれば、
弓を弦に触れさせている状況で
弓先を弦から離すように
弾かれても、ほとんど浮かないはずです。



繰り返しになりますが、
それほどに腕は重たいものなので、
しっかりと重みが伝わるようにしてください。



この腕の使い方をマスターしてしまえば、
あなたは音を出すことに関して、
力も意識も使わなくて良くなります。



つまり、通常時には
右腕をサボらせて本当に必要な時に
最高のパフォーマンスを発揮できます。



簡単なことですので、
くせになるまではしっかりと意識してください。




それでは、
また次の記事でお会いしましょう。

ご意見ご感想など、
コメントをお待ちしてます。