SATAのしょーもねぇBloooooooG

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ここでは、しょーもない話をします。こういう話が嫌いな方や、ムカつき感を感じる方は、どうぞご辞退ください。すべてフィクションですし、ここでは、子供のような単純で無邪気な心で楽しんでください。

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何だろう?


この世界とは、何だろう?


よく分からない。



長期休みの学生でさえ、予定が次々に入るこの世界。



競争ばかりし、勝ち誇ったって何の意味も無い。



「お金儲けが得意である。」そんなことはどうでもいい



お金以上に欲しいものもある。



人の下に立ってもいいから、貧しくてもいいから、欲しいものがある。



「贅沢な悩みだ」と、よく言われる。





古人が狩りで動物を追えば追うほど、それは逃げていく



欲しくない毒キノコは、そこら辺にたくさん転がり落ちている。



私にとって、毒キノコとはお金だ。






今までは曖昧な日々



春からの新生活ではその教訓を生かそう。



そう考えた。



言いたいことは、はっきり申す、と。







昔の人は言った



「後悔先に立たず」



まさにその通りだ!



築城三年、落城三日だ。



それでも、築城に使った土木が、自分には残った。



何事も経験



人生とは、経験の総称だと言ってもいい



この土木は、私を促し



成長させてくれるのであろう。


おととい、医師から、こう告げられた。



「胃が炎症を起こしていますね。おそらく、ピロリ菌のしわざでしょう。まだ初期の段階ですから、乳酸菌などが多く入ったヨーグルトをお勧めします。症状が改善されなければ、また病院へ来てください。」



と。



人間ドックを受けて損はしなかった、と感じた。



それから、私は毎日欠かさず、ヨーグルトを食べた



いろいろな味のを試したりした。



それが、いつしか、日課となり、一日の楽しみともなった。






その人の胃の中では



ピロリ菌が生存のために、必死に繁殖行為をしていた。



毎日、体外から入ってくる天敵と必死に戦っていた。



すべては、生き残るために



生存するために......



「私たちだって、人間の胃の中で寄生する方法以外、生き残る道はないんだよ。」



そう言っているかのように、粘り強く、乳酸菌と戦っていた。



「何億年か前までは、人間も、乳酸菌も、私たちピロリ菌も、まったく同じ祖先だったじゃないか。まったく同じ単細胞生物からの進化じゃないか」



そんなことはお構いなしに、乳酸菌は次々と入ってきて



侵略しては、去っていく。



人間に置き換えると『治療』となるが



ピロリ菌たちにとっては、立派な『侵略』である。



「私たちにだって、生きる権利がある。私たちも人間たちと同じ祖先の子孫である。」



が、やはり



そんな気持ちなど、人間には伝わらない



むしろ、伝わったところでも、耳さえ傾けてくれないだろう。



そんなピロリ菌のように、生きる権利があるのに、捨てられる動物やペットたちも日本や世界ではたくさんいる。



そんな動物たちも、ピロリ菌と同じ運命を辿るのだろうか……
今日はいつもの雨とどこか少し違っていた。




かみなりがいつも以上にうるさく、ピカッピカッと窓から閃光が漏れていた。




私はその中で『音』ではなく、不気味な『声』が聞こえたような気がした。




気のせいかと思っていたら、それがはっきり聞こえてきた。




「痛い…痛い……」




どうやら用水路の中から聞こえて来ているようだった。




「用水路の中に、人は居るわけ無いわよ」




一人でつぶやいてると




だんだんと怖くなってきた。




「今日は、早めに寝よう」




そう考えたものの




まだ薄暗い夕方なので、全く眠たくないのだ




一応、お巡りさんにも通報したが、イタズラだろうと、相手にされなかった




だが、私ははっきり聞こえ、それがはっきりと記憶に残っている




「一人で怖がっていても仕方がない」




私は思い切って外に出てみようと決めた




左手には息子の野球用の金属バット、右手には主婦の最高の武器『包丁』を持って、恐る恐る近づいてみた。




すると、そこにはなんと!




昔話の中に出てくる『かっぱ』らしき緑色の生物が居た。




彼は痛いとつぶやているので、訳を聞いてみると




針で全身が刺されるように痛むという。




何故だろうか。




答えはすぐに見つかった。




降っている雨が、酸性雨だからです。




人間の生活向上のエゴがしでかした結果だ。




私は、いつか、人間自身がその代償を支払う日が来るのではないかと考えた雷のうるさい夜であった。

私は、都市の中心部に住み、大企業に勤めている、いわば、上流層の人だ。



景気もよく、自分で言うのもなんだが、贅沢な男一人の生活をしている。



私は、このまえ通勤中にある幼稚園児に会った。



一見どこにでも居そうな子供だった。



だが、その子がこう話しかけてきた




「おじさん、人を愛するってどういうこと?」



なんとも無邪気な子供だったが



突然こういうことを聞かれた私も、言葉に困った。



「そうだねぇ、君が、大きくなれば、自然と分かるよ。」



「ふ~ん」



私なりにはこれが懸命な答えだった。



正直なところ、それはどういうことか、私自身もまだよくわからなかった。



その晩、私はいつものバーでしぶしぶ考えていた。



朝聞かれたことが、妙に頭から離れない。



愛することを知りたくなった。





そして、その週の休日に、私は学生時代に付き合っていた彼女に、何年かぶりの連絡をとった。



相手はすでに、結婚しているようだった



話し方も、以前とは大違いで、立派な大人になっていた



話しているうちに、私は彼女に聞いた



「愛するってどういうこと?」



そしたら、彼女も



「私も、よく分からない」



と答えた



自分の中では答えが出ないから、人に聞こうと思ったが、やはり自分の中で答えを出したほうが一番いいと感じた



私は、考えた



ひたすら、それはどういうことかを考え続けた。



無邪気な子供の質問が、こんなにも難しいなんて、考えもしなかった



そして、私は、分からないむしゃくしゃから、ひたすらに仕事をし



ひたすらに本の中で答えを得ようとした




「愛とは、他人への思いやり」



「愛とは、恋の続き」



「愛とは、家族を思う気持ち」



「愛とは、人間の自尊心」



「愛とは、他人を理解しようとする心」



「愛とは意識」



いろんな結論があったが



私はどれも不満だった



今までは、競争の社会の中で、どのように人の上に立つか、それだけ考えていたが



いまでは、一度、本気で人を愛してみたいと感じた



そして、一年ほど経ったある朝



私は、その子供にまた会った



そして、今度は、私が聞いた



「ねぇ、ぼく。ぼくは、愛を何だと思う?」



「そんなの簡単だよ。愛とはね、心に友達を持つことだよ。」



あっぱれだった



理論的に考えすぎた自分がバカらしく見えた



もともとそうだ。



『愛』の字の中には、心と友が一緒に存在する。



私は、この子が話していることを一番心地よく受け入れることができた。




そして、私は結婚した。


このとき、『愛』とは、心から離れることができない『友』、つまり、配偶者であると自分なりに理解した。


時にも、大人だけが偉いのではない。


大人には理解できなくなった単純なことさえ、身の回りに存在するのだから。
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