ある夜いきなり、絵描きになったもので

ある夜いきなり、絵描きになったもので

 ~全くの素人から、国連絵画展日本代表になり、
 ”こころに響く画家”を模索する、
 Shino こと、上川詩乃のブログです~

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こんにちは、Shinoこと、上川詩乃です。

 

 

 

ブログに年賀状以外の絵をアップするのは

久しぶりになります。

 

 

 

 

 

世の中は、コロナCovid19の扱いが5類となり、

日常での制限も随分緩和されてきましたね。

 

そんな折ふと、昔入っていた合唱団の活動は

どうなっているのだろう?

皆様元気でお過ごしだろうか?…と

ホームページを開いてみました。

 

 

 

三重県に住んでいた頃、

転勤でたった一年だけ団員だった

「合唱団 うたおに」

 

”歌の鬼節分”みたいですが、

伊勢弁で、「一緒に歌おうよ」と言う意味を

掛けたネーミングニコ

 

全日本合唱コンクールで最高位である

文部大臣奨励賞を獲得、

三重県の文化大賞も受賞した

伝統ある混声合唱団で、

私が在団した頃には高校生からご年配まで

沢山の方々が集い歌っていました。

謙遜ではなく、私はミソッカスでしたが…

 

 

 

 

 

そして…

久しぶりに覗いたホームページには

あまりにも哀しい知らせが記されていたのです。

 

 

団長であり指揮者の小柴信之さんの

本当に早すぎる訃報…

 

 

 

歌手である奥様や新団長となられたご子息、

小柴さんの指揮のもと、

こころをひとつにハーモニーを作り上げてきた

団員おひとりおひとり、

皆さんのお気持ちを想うと、

 

闘病しつつ指揮をなさっていたことも

3年も前のご逝去も

何も、何も知らず、

のんきにCDを聴いていた自分が歯がゆく

 

せめてものわたしに出来ることは

筆をとることだけでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

小柴さんは、若い頃に勤務を退職してまで

地域の合唱発展のために尽くされ、

指揮棒を振るうお姿からは

その勁く倦むことのない情熱が

溢れ出ていました。

 

 

 

自己満足だけのことかもしれませんが、

モーツァルトの"Ave verum corpus"を

聴きながら、

小柴さんが曲中の変調について

語っておられたことなどを思い出し、

何度も何度も重ね塗りして描き直しました。

 

 

作品名は

”To the memory of our conductor”

「私たちの指揮者に捧ぐ」です。

 

 

 

 

 

絵は奥様にお送りし、

先日お心のこもったお手紙を頂きました。

 

 

5月27日には津リージョンプラザにて

メモリアルコンサートが開かれるそうです。

また、日程未定ですが、

トリビュートコンサートも企画されています。

 

 

 

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この追悼作品は含まれていませんが、

私の描いた絵にメッセージが付いた

Webアートカードが、ネットショップにて

無料でダウンロード出来ます。

(ダウンロードに登録などは不要です)

 

 

 

ご訪問、ありがとうございました。

 

 

 

 

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