私は若い頃、PCOSが重症で、ホルモン剤を頻繁に使用していました。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは卵巣に小さな卵がたくさん並んでしまい、排卵がうまくいかない体質のことです。
出産後は症状がかなり改善し、ここ数年間は自然に月経が来ていました。

ところが最近になって再び月経が来なくなり、プラノバールという中用量ピルを服用することになりました。

 

数年前にはルテジオンやソフィアなど、他の中用量ピルも処方の選択肢としてありましたが、現在はプラノバールしかないようです。プラノバールの最大の問題は副作用が強い点であり、吐き気が強く非常につらいです。
それでも他に選択肢がないため、我慢して服用せざるを得ない状況です。悲しい

 

 

また、日本ではホルモン剤の種類自体が極めて限られている印象があります。たとえば、海外ではPCOSに対して男性ホルモンを抑制する効果を持つピルが処方されていますが、日本では発売されてないようです。

 

ホルモン剤に限らず、他の分野の薬剤でも選択肢が減ってきていると感じます。肛門科で使われる強ステロイド軟膏ですが、2023年からネリプロクト軟膏も販売中止となり、現在は同じ成分の薬剤として「ネリザ軟膏」のみが残っています。

 

薬には種類ごとにそれぞれ特徴があり、適する患者さんも異なると思います。処方の選択肢が一種類に限られてしまうと、今後ますます多くの患者さんが副作用を我慢せざるを得なくなるでしょう。

 

医療費削減の影響で、今後さらに使用できる薬が減っていくのではないかと不安に感じています。。。。。。