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synchro-moon

今もお読みくださりありがとうございます。



さっき勇気ある黒人女性の記事を読んで
マイナビゲーターさんが
アレを書きなさい!というので
記事にしてみます。(笑





良かったらお読みください。
m(_ _)m







私がはじめてアメリカに行った時のお話です。
1990年5月のこと。





高校卒業して
専門学校に入学して、
即アメリカで3ヶ月の語学留学をしました。





私が行ったのはアーカンソー州でした。
一応くくりは「南部」になります。
なまりもあるし、黒人の方も多く
カフェテリアは真っ二たつにエリアが
分かれてしまっていたと記憶しています。
(白人さんエリアと黒人さんエリア〜)






まだ右も左もイマイチな
アメリカ生活2、3日目の昼食後のこと。





ある出来事が起きるんです。





私は友人とカフェテリアの近くにある
ビリヤード場で遊んでいると
どこからともなく
男性の黒人さんが1人
近づいて来るではありませんか?!?!








カタコトしかしゃべれないのに!!!




しかも
初、黒人さん!!!





正直、ビビって
友人とはじめは無視して
ビリヤードを続けていました。(笑





でも
黒人さんが、
何かを連呼しているんですよ〜。(笑





「◯◯◯スキネ」

「◯◯◯スキネ」





友人と目を見合わせながら、
はじめは「?????」
ビビりながら無視。(笑





すると3度目くらいで
「◯◯◯」丸の中が、
「アナゴ」に聞こえたんです(笑





「アナゴスキネ」?
「穴子好きね?!?!」



えーーーーーー?!?!
日本語???






友人と勇気を出して
黒人さんと目を合わせてみると
目がパッちりの笑顔が柔らかい人で
ずっとニコニコしながら
「穴子好きよ」とアゲイ〜ン♪(笑



すると
「ワタシ  ハ   シリル!」と




新たな日本語が〜




英語の語学留学に行っているのに
早々に日本語登場で
しかも黒人さんで
拍子抜けしましたが、
お話は続きます。(笑




その黒人さんは
シリルという名前で
アフリカ系のアメリカ人でした。





高校時代に交換留学で大阪に一ヶ月ほど
いたそうで、びみょーな関西弁を
ほんの少し話せる人だったんです(笑






しばらく私たちは
ビリヤードをやめて
日本語混じりの
コミュニケーションをはじめました。






しばらくすると
シリルが思い出したように
メモ用紙を出して
何やら書き出すのです。






黙って見ていた私たちは
途中から「???」なんで?って
モノを目にするのです。




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書き終えたシリルは
一文字一文字を読み上げながら




「ボク   ノ  ナマエ  ハ   
    シ・リ・ル」



そして



途中で腕を差し出して
私たちに肌を
見せてくれるのです。




「(ね!よく見て!)  Not  ブラック !」

 (『黒』じゃないでしょ?! )










「ボク   ハ    チョコレート色の
『チョコレート人!』」




なんか
ジーーーーーンと
きたのを覚えてます






深〜い深い
人種差別が日常に
ある人々の想い。






私は、はじめて
その深〜いモノに
直接触れたような
生涯忘れられない
出逢いの一つと
教科書の中の話ではない
リアルなものに触れた
出来事でした。







目で見えるもので
判断しちゃいけないよね。








みんなひとつなんだからさ









Catch The Flow of Synchronicity!!!
美月