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息子を出産して、二ヶ月後。
突然右目に光の線が。
数日のうちにあっという間に、右目が失明した。

生後間もない息子を守らなければという気持ち、自分の体がおかしくなっている事実。何がなんだかわからなかった。

あれから半年が経過し、気持ちの整理がついたので、大切なこと忘れないように記しておきたい。

右目に異変がおきてすぐ、近所の眼科へ行き、原因不明とのことで個人病院脳神経外科の受診を勧められた。MRI撮影後、脳に異常なし。このため大学病院へ。

大学病院でも専門家がいるかいないかによって、後の自分の人生が全く変わる事にのちのち気づくことになる。

某都内の大学病院眼科の教授を受診。
多分視神経炎だと思うんだ。通常90%は視力が1.0まで回復するから。小さいお子さんもいるし、僕も来週は学会があるから、2週間後また来てください。と言われる。

2週間後、左目の視野も一部欠損。
右目は失明。
その旨を教授に伝えると慌てた様子。
とにかくこれ以上悪くなると生活が出来なくなる。検査入院でも良いから入院して直して欲しいと伝え、入院。

ステロイドパルス一回目実施。
あまり回復はしなかったが、これ以上は、すぐには回復しないから退院と教授から言われる。

(後に知ることとなるが、
この場合、普通は退院せず、すぐに血漿交換を行うのが専門医の治療法)

それから三週間後。
退院直前に受けていた検査結果を電話で知らされる。アクアポリン抗体陽性です。数日のうちに神経内科を受診してください。

(視神経脊髄炎の場合、発症してから三週間後に治療をうけても効果は見込めないことを知っていた私は、この時点で絶望的な気持ち)

数日後、同大学病院神経内科に最入院。
血漿交換7回、ステロイドパルス2回実施するも左目の視野欠損は回復したが後遺症あり。やはり右目はほとんど回復せず。

神経内科の担当医に言われた衝撃の一言。
アクアポリン抗体の検査は簡易検査であれば同病院内で簡単にできると。
外部に検査をだすまでもないこと。

…え?笑

視神経脊髄炎の場合、急性期に治療しなければ回復は見込めない事を眼科の教授は、どれだけ理解できていたのだろうか。
また教授の下についていた後に私の担当となった若い医者に言われた言葉が忘れられない。

眼科入院時
大丈夫!絶対に右目は回復して文字が見えるようになりますよ!

神経内科入院時
この病気は、新しい病気なんですよね。
あなたの場合、視神経脊髄炎の症状としては軽い方。

例え片方でも目が見えなくなった患者に対する医師の対応だろうか。
医者として、なんて浅はかな人なんだろうかと今でも感じてしまうときが度々ある。これはきっとフラッシュバックというもの?

また、アクアポリン抗体の簡易検査ができることを眼科の医師が認識していれば、私の右目は、もっと回復していたのではないかと毎日考えてしまったときもあった。

結果的に、神経内科退院後、都内大学病院を信用できなかった私は、自分で多発性硬化症の専門医を探し、最終的にそちらにみていただくことにした。

今は、的確な診察をうけ、また信頼できる医師に恵まれ再発することなく楽しい毎日を過ごしている。

病気になってわかったこと。
支えてくれた家族に感謝。
いつまでも落ち込んではいれないこと。
大切な事を見失ってはいけないこと。
強く生きていくこと。
人生を楽しむこと。
うまくいかないことがおきたとき、病気を言い訳になんて絶対にしたくない。
だって私は片眼が見えているから。
片目で生活されてる方々は沢山いる。
言い訳なんてしたら、失礼だ。

的確な治療を受けれていればと
思い返せばきりが無いけれど、
この病気になったおかげで
大切な事に沢山気づけた。

強く強く生きていく。

今は第二の人生を邁進するために必要な資格取得に向けて、歩いています。
いつもそばにいて支えてくれる主人には感謝。そしていつもそばで笑いかけてくれる可愛い息子の存在。

病気に負けてはいけない。
人生は一度きり。
これからも楽しい嬉しい一日を積み上げて行きたい。