私は、理学療法士として、対象者(成人から小児まで)自身とその家族が、自宅やそれ以外の空間で不自由無く生活出来る事のお手伝いがしたいと考えて来ました。
病気発症から少し安定した状態の方が多い回復期から、症状が固定した慢性期の方、
自宅や施設内で生活されている方のところへ訪問したりと、病院内外でたくさんの方を治療してきました。
特に印象的だったのが、全国の学会でも発表した症例の方との経験です。
当時自分は吹田の病院に勤めていました。
全く歩けず、自宅内でも家族の介護が無いと、生活出来なかった方でした。
訪問で週に2回、リハビリをさせて頂いておりました。
リハビリ開始から3ヶ月後には、歩行器を使用して娘さんと電車を利用して梅田まで出掛ける事が可能となりました。
脳梗塞や脳出血を発症し、麻痺が残ると自宅生活や趣味活動等にかなり制限が出てくると思います。
そういった活動の制限が少しでも減り、元の生活に少しでも近づけていく事がリハビリ職の使命と考えています。
日常生活の事で疑問があればコメント欄からご相談頂ければと思います。
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