茶トラ猫のプッチが空の上から綴る☆彡ゆるほわ日記。 -13ページ目
毎年参加のプログラム
これも毎日恒例
ピーチクパーチク言い合いしながら
出かけたようです。
詳細は後ほど…
6年前の6月19日に
大腸癌の宣告を受けたママさん。
ガンさんを患っての生活は
正直、過酷で大変な事が多かった。
それは
経験した者にしか解らない。
そして同じ病を
患っている者同士でも
全く症状や治療法は同じではないので
辛さや苦しさは違います。
病を告げられた時の絶望感
病に挑む時の不安な気持ち
検査の辛さ
オペへの恐怖
術後の身の置き場のない痛み
退院後の体力のなさの情けなさ
抗がん剤のしんどさ
副作用の耐え難い苦しみ
治療費に対する家族への申し訳なさ
検査のたびに逃げ出したくなる心
思うようにいかない道のりへの苛立ち
髪が抜け
吐き気に打ちのめされ
手の痺れに涙し
全て投げ出したくても
生に拘らなくてはならない命の重みに
何度も何度も押し潰されそうになる
大切な友との別れ
仕事や人の心、今までの生活を失う切なさ
当たり前が当たり前でなくなる虚しさ
誰にも解るわけはないのです。
1人づつ違う苦しみや不自由と
たった1人で向き合わなくてはならない
全てのネガティヴを
消化するのは自分1人で…です。
そして
この追いかけっこは
まだまだずっと続いて行く。
孤独な旅は永遠に近く長い旅。
本当に色々な事がありました。
ジュニアが一年生の時に
ガンが発覚したので
ママさんは一年生最後の保護者会で
覚悟を決めてカミングアウトしました。
卒業式まで
持たないかもしれない
だけど
今日の日を皆んなと笑い飛ばせるよう
何とか生きようと思う…と。
並大抵のカミングアウトじゃなかった。
生きると決めて生き抜くには
柔な生命力じゃ無理。
運を味方につけ
的確な判断力と選び抜いた出会い
命懸けの大博打ばかりの
アップダウン激しい
大変な道のりでした。
仕事に学校に
習い事に付き合いに
治療に検査に
子育てに
お金の工面、仕事、仕事、仕事…
自分のコントロールに
勿論、正解ではないかも知れないし
ダメなところばかりだったけれど
とにかく家から一歩出たら
人を笑わせて
自分も笑って笑い合う事が大切だと
ママさんなりに奮闘し
ここに書けないこともいっぱい
いっぱいいっぱい消化してきました。
流した涙
唇を噛み締めた回数
眠れない夜を何度も過ごし
人には言えない恐怖や不安に悩み
酔い潰れなきゃやってられない事が
どれだけあっただろう
苛立ち叫び苦しみもがいて
孤独に耐えて
何とか生き抜いてきた。
知っていた事実も
知らないふりをして
バカを演じ道化を続けていた。
誰にも解るわけはない。
誰にも解って欲しくない。
それは
やはり誰にも同じ想いはさせたくは
ないと
ママさんが思うから…なのでしょうかね。
色々なものを犠牲にしてきた。
未来ある者へと
自分の事は後回しにそちらを優先させてきた。
思えば12年間ずっとそうだったかも
知れませんね。
ママさんはいつもずっと
本当に言わなきゃならない事は
言わずに自分ではない何かを優先して
生きていたような気がします。
結果
ガンさんを患い
不自由の中を生きる事になり
自分の夢や交友関係を切らなくてはならず
本当に好き勝手やられてしまいましたが。
ですが
今ママさんの元には
フェイクではない本物しか残らなかった…
のかも知れませんね。
ママさんに
ママさんのお父さんから
電話があったようです。
「お前を本当に愛して
守れるやつは父さんしかいない。
父さんはもう80だけど
お前達2人をどんな事があっても
一生守り抜いて幸せにしてやるぞ。
俺はお前達を不安にさせたり
路頭に迷わせたり絶対にしない。
老ぼれだからと馬鹿にするなよ。
父さんは男だ。男はそういうもんだ。」
ママさんのお父さんは
昔から変わりません。
子供の頃からママさんの味方。
ママさんの本物のナイトでした。
ワタクシ、茶トラ猫のプッチは
長い間
ママさんのお父さんと暮らしましたから
よく解っています。
何があってもママさんを守り抜く
お父さんからしたらママさんは44歳でも
娘であり子供。
ガンさんになってから
病院には
代わる代わる家族が
病院に付き添ってくれていました。
雨の日も雪の日も炎天下の中も
お父さんは自身が前立腺癌になり
放射線治療に通いながらも
必ずママさんの抗ガン剤治療には
顔を出してくれていました。
そして、お兄さんは
都合が付く限り送迎を。
また手術の日は最初から最後まで
ずっと手を合わせ成功を祈りオペ室の前
何時間でも待っていてくれた。
時に自暴自棄になり
情緒不安定なママさんの横で
それぞれが
そっと支え続けてくれていた。
ただし隣で寄り添うだけが
決して良いのではなく
それぞれ持ち場があり想いがあるので
どんな時も心乱さず
いつも通り
懸命に寡黙に仕事をしてくれるという事も
有難い支えでした。
治療は孤独なものですが
周りからの「頑張って」の一言や
「絶対に大丈夫」の気持ち
「ここに居るよ」の眼差しに
救われ励まされ
負けるものかというパワーを
たくさん頂きます。
支え方に正解も不正解はありません。
ただ
副作用で身も心もボロボロで
醜くなっても
存在を認め信じて
見守って貰える事が
何にも勝る生きる底力になります。
ママさんは
素敵な家族を持ち幸せですね。
温かく優しく
きちんと向き合い
辛い時には手を差し伸べてくれ
本気で支えてくれる。
ママさんも
そんな親になり
しっかりと家族を
守らなくてはいけませんね。
そして
ずっとずっと治療、治療
仕事、仕事で
ジュニアは放ったらかしにされてきました。
ジュニアがママさんに言いました。
「僕はママといつも一緒にいられない。
産まれてから気付いたら
ずっとずっと留守番ばかりしてきた。
仕事、仕事、病気、治療、仕事…
一歳になった時からずっとママは
僕の側に居なかった。
お金の為、生活の為
誰かの夢を叶える為
仕事、仕事…
でもママが手に入れたのはガンだよね?
そして
もっと僕の側に居られなくなった。
そして守ってきたものを全て取られたよね。
ママは何の為に生きてきたの?
僕は何の為に留守番して我慢して
犠牲になってきたの?」
その場は何も答えられなかった
ママさんでしたがどうでしょうね。
ジュニアにはまだ解らないかも知れない。
でも
ママさんはやっと
大切な事や愚かさに気付き
本物の幸せをジュニアと2人で
手に入れるのではないでしょうか?
この先
命ある限り
本物の愛情に守られ
大切な人に囲まれて
心からの幸せに包まれて
共に協力して
生きていくのではないでしょうか?
ジュニアは
まだまだ小さな1年生から
いやいや
ママさんはきっとジュニアが生まれた後
すぐにガンさんにはなっていたでしょうから
もう10年くらいママさんが病と共に
歩いて来た今までを全部知っています。
仕事で疲れ常にクタクタで体調が優れず
幼稚園と保育園の送り迎えや行事に追われ
時間がないゆとりがない日々。
喜怒哀楽が激しくワガママで
子供に寄り添うどころか
自分の都合にジュニアを振り回す
母親らしくない身勝手な女。
そんな
どうしようもなく面倒くさいママさんに
ずっとずっと付き合ってきました。
ジュニアが一番
ママさんの側でいつもどんな時も
苦しみも喜びも葛藤も分かち合って
きましたからね。
ママさんの憤り叫び悔しさ
ママさんの歓び安堵、感謝や感動
どんな事も1番側で汲み取ってきましたね。
ジュニア
君は本当にいつもずっと
誰よりも和を重んじて
人に心配かけないように
自分を上手にコントロールして
誰よりも大人で在ると思います。
口うるさく
自分を棚に上げて
ダメだしばかりするママさんですが
心の底では
君には敵わない
君が居るから私はここに生きている
と
きちんと感謝している…
いてくれなきゃ困るとワタクシ思っています。
たくさんの犠牲を強いられ
普通ではない家庭に育ち
ママさんという厄介な女に振り回され
小さな体小さな心には荷が重過ぎる
有り得ない理不尽な出来事に
見舞われてきたけれど
でも
君はいつも前向きに
誰にも涙を見せず
たくましく明るく人生を謳歌している。
大人でも出来ないような事を
君は難なくやってのけていますね。
もっと自由にもっと伸び伸びと
子供らしく毎日を楽しんで貰わなくては…
なのに。
ママさんが子供だから
どんどん君がしっかりしてしまった。
本当に困ったものですね。
よく効く
お灸をすえて貰わなくては…ですね。
ママさんの事を
早く死んでほしいと願っている方々…
ごめんなさい
まだまだ死なないと思います。
多分、長期戦になりますから覚悟を。
今日くらいは名前をあげて
生々しいデータを
あげてやろうかと思いましたが
そう思っている当人達は
「そうそういつも思って願ってる」と
解っているでしょうから止めておきましょうw
6年目に突入…
ジュニアをどんな事があっても
何があっても路頭に迷わせたりしない
いつもきちんと向き合う
ありのままのママさんでいて下さい。
それには
どんな事があっても屈せず
堂々と生き抜いて行くこと。
人を恨まず
人を陥れず
人を苦しめず
どんな時も愛を持って
大切な人の幸せを祈り
いつも笑顔を絶やさず
嘘偽りなく自分らしく精一杯生きる事。
ママさん…
1番可愛い頃のジュニアを
幼稚園と夜間保育園に預け
離れ離れになりながらも働き続け
寂しい思いに耐え抜いた貴女
そして
ガンさんを患い
数々の痛みや不自由や別れを乗り越えた
貴女なんだから
今のこの状況なんて
簡単に切り抜けられるでしょう?
貴女には
その力と運があるし
それに貴女を支える人が沢山いる。
そして貴女は
ジュニアや家族や周りの人達に
きちんとこの世で恩返しをしなくては
なりませんよ。
ジュニアを見習い
強く逞しく大らかにです。
真実は一つ。
大丈夫ですよ。
貴女も驚くような面白い展開が
もうすぐ起こります。
全ては必ず因果応報です。
だからこの世は面白い。
生きるとはそういう事なのです。
ママさん
なんとか生き抜いた5年間に
本当に色々あった12年間に
やはりそれでも
感謝…だそうです。
おいおい…それでも感謝なのかよ…と
言いたいですが
仕方ないですね。
それがママさんなのでしょうから。
皆様が笑顔で
悩みや痛みや不自由のない
幸せな毎日をお過ごしになりますよう
大切な人を想い想われ
たくさんの人に必要とされ
認められ敬われ
いつも誰かの掛け替えのない存在で
ありますように。
ワタクシ
茶トラ猫のプッチ
いつもいつでも
皆様が見上げたこの空の上より
皆様一人一人の幸せを
心からずっとお祈りしております。
とても清らかで美しく聡明な
愛溢れる方の訃報が入ってきました。
本当に最後まで笑顔を絶やさず
懸命に生きた強く素晴らしい方でした。
どうぞ
痛みや苦しみのない世界で
ゆっくり休んで下さい。
あなたから頂いた気丈で大らかな心持ちや
あなたに導いて頂いた母としての在り方。
あなたのような尊く逞しく
本当に本当にステキな方と出会え
幸せです。
大好きです。
心より御冥福をお祈りいたします。

