ワタクシ
茶トラ猫のプッチではなく
ママさん…からです。
いつ読んで貰えるか
ママさんの独り言です。
ジュニア
卒業おめでとう。
学校だけじゃなく
習い事も今期で卒業がたくさんだね。
本当にお疲れ様。
遅刻や中途半端もいっぱいあったけど
君なりに君らしく
よくやったと思う。
ママなら
レギュラーになれなかったり
うまくいかなかったり
人間関係で揉めたり
日々にストレスが溜まりすぎたら
既に嫌気がさしとっくに辞めていた。
よく
途中で辞めなかったね。
どの習い事も学校さえも
きちんと丁寧に親らしく
君をサポートしてあげられなかったのに。
大丈夫
絶対出来る
安心して
親として一番大切な言葉を
君にはかけてあげられなかった。
君が一年生になった
誕生日の直前にリンパ転移した
大腸ガンが見つかった。
台風がきていて
親が学校に迎えに行かなくてはならない
そんな日にママはガンと告知を受けた。
病院の廊下に泣き崩れ
空の天気のように
顔が涙でぐちゃぐちゃでね
でも頭の中には
サッチモの
この素晴らしき世界が
流れていてね
ガンへの恐怖より
お店に穴をあけること
治療にお金がかかること
君を今すぐ迎えにいけないことを
どうしよう、どうしよう…って
焦ってね
あとは
土砂降りの雨に濡れる緑が
本当に綺麗でさ
この景色は生きてるから
見られるんだ…
って
とにかく泣きくずれた
死への恐怖なんて
そんなゆとりあること考えられないよ
目の前のこと
数時間後の事に日々追われていたから
とにかく電話して
誰かに君を迎えに行ってもらわなきゃって
焦りながら
君を迎えにいけそうな人に
手当たり次第電話していたらさ
頭の中の音楽がサッチモから
マーシーの
アンダルシアに憧れて
に変わっていたよ
君は手術のたびに
ママの体から取り出した
ガンさんを主治医や執刀医から
見せてもらい触ってきたね
「こんな悍ましいものが体にあるんだ
どうりで暴言ばかりで腹黒いはずだ」
君は常に
ママの本当を見抜いてきたね。
自分の汚いところ
多分ママは君にしか見せてない。
弱くてだらしなくてずるいところ
君だからさらけ出してる。
いやいや
知ってるよ…っていう人は
たくさんいると思うけど
いやいやいやいや
それは一部だよw
私のドス黒さは
ジュニアしか知らない。
オペ後や抗がん剤治療中
側に付き添い助けてくれたね。
治療を盾にワガママばかり言う
ママだったね
エルプラットで冷たいものが
触れなくなった時
お風呂掃除も洗濯物干しも
卵割るのもお豆腐切るのも
「ママ大丈夫。僕手伝うよ。」って
君がやってくれたね。
でもママは
恐ろしくワガママで性格悪いから
君が少しやるのが遅いと
「もういい!自分でやる!どいて!」って
君に暴言吐いてたね。
それでそんな自分に嫌気がさして
泣いて喚いて
どうしたらよいか解らない苛立ちを
ダダ漏らしにするママに君は言ったね。
「ママ、ママは皆んなと一緒だよ。
ガンは特別じゃない。
人は生まれてきたら必ず死ぬ。
それはママも僕もみんな一緒。
健康でもガンでもみんな一緒。
明日や先の事は解らないんだよ。
ガンだからって悲しいとか
ガンだから特別とかないんだよ。
そりゃ今のママは大変だよ。
気持ち悪いだろうし辛いだろうし。
でもママは特別可哀想でもないし
特別大変でもない。
みんな一緒。
ママより僕のが先に死ぬかもしれない。
生まれたからには死ぬんだから
だから誰も特別じゃない。
ママを責めてるんじゃないし
僕がママより先に死ぬとかじゃないよ。
ただね
あまり考えすぎないで欲しいんだ。」
小学校3年生の君のが
43歳の中年女より
よっぽど大人で冷静だった。
ストレスや治療の辛さを
お酒で発散する馬鹿な私を見捨てず
寄り添い愚痴を聞き
叱咤激励してくれた君。
同じ音楽や映画に感動し
一緒に歌い踊ってくれた君。
思えば
いつも手を引かれ歩いてきたのは
私だった気がする。
理不尽な私に
いつも振り回されっぱなしだったのに
繋いだ手を離さないでいてくれた。
君が話せるようになった時に
空を指して
神様のとこから
木の箱に入ってきた
ママのお腹に行きなさいって
言われてきた
僕、イエスさまのとこから来た
って言ってたのは多分本当だね。
半人前未満の私を
一人前の人間にしてこの世を
去れるように
君は修正を命懸けでかけてるんだよね。
ガンは憎い
なぜなら大切な仲間を奪ったから
でも私の中のガンさんは
仕方なかったんだろうなぁと思う
めんどくさい生き方してるんだもん
細胞もいっぱいいっぱいだわ
いつからだろう
CT検査も腫瘍マーカーも怖くなくなった
再発も転移も手術も
あまり怖くなくなった
それはね
あの日の言葉と
君がね
君がいつも居てくれるからだよ
どんな時も君がいる
木の箱に入ってやってきた
ママのスターマン
君が居てくれるから
あとは
まだまだ半人前だからね
死ねないんだよねw
やらなきゃならないことだらけでさ
こんな中途半端は
あの世も受け付けないよw
君に
優しい言葉も褒め言葉も
感謝の気持ちも
当たり前の生活も
普通の親らしいこと
全く示せてないよね。
6年間
君に向き合い
子育てするんではなく
本物の自分を認める事から逃げて
ガンを育ててきたのかもね。
アホだわ
どアホだよね
野球をする君に例えると
いつも半人前の出来損ないの
気まぐれで信用ならない
母親がチームメイト…
いつも心細い気持ちで
人生っていうマウンドに立ってたんだよね。
よく
マウンドから降りなかったね。
違うチームに移籍しなかったね。
君が反抗して
生意気が止まらない時に
君を数発ビンタした私に
君はビンタを避けたけど
私を叩き返さなかった。
その理由を涙溜めながら
三つあると言ったね
「一つはママは女だから
もう一つはママは病気だから
最後もう一つはママは親だから。」
女らしくもないし
病気でもないくらい元気だし
全く親らしくもない
どうしようもない私なのにね。
何も言えないよ。
育て守られてるのは私の方だよ。
5年生の夏から
大人のゴタゴタに巻き込まれてから
君はだいぶ変わった。
良い意味でも可哀想な意味でも
変わらざるをえなくて
君は成長した。
本当に君に支えられたよ。
もちろん、私を解りすぎてるから
口ごたえやワガママや生意気も
度を超えてるときもある。
本気でムカつくし
バーローって思うときもある。
でも
君が私の命を延ばし
奇跡を起こしてくれている。
厳密には君だけじゃなく………
両親、兄
3匹、その他大勢の仲間だけどね。
褒め合えないのは遺伝かね
君の笑顔の為に生きてる
君の夢と笑顔の為なら
ママはどれだけでも頑張れる
どんな仕事もできる
お金はいくらでも稼いでくる
君のやりたいことは
できるだけやらせてあげたい
ごめんね受験諦めさせて
一度しか中学受験はなかったのに
本当にごめんね
君の笑顔を曇らせるものは
ママが吹き飛ばす
君の未来はママが命懸けで守る
人より急ぎ足で
大人にさせてしまいごめんね
君の成長
生意気もワガママも
理にかなってるとこもあり
心の中では仕方ないし
その通りだなぁって思う事もある
自分自身がしっかりしてないのに
それなのに叱るのは
どうかと思うんだけどね
ごめんね
私も成長するよ
君より大人なんだから
三倍のスピードでしっかりする
努力する
中途半端でだらしないママだけど
君を育て守る事と
かっこよく生き抜く事だけは
何があってもきちんとやる。
ママは
逃げたりしない。
絶対に
必死に君が離さないでいてくれる手を
離さないよ。
共に生きよう
母と子と3匹
しっかり頑張ろう。
強力なサポーターがいるしw
息子
ありがとう
君のおかげで生きています
君の成長は誇りです
でもどうか
ゆっくり成長してください
母
長生きするから
あいつ
腹黒いババアだけじゃなかったんだな
って思ってもらえるよう
パリッときちんとするからね。
愛と音楽に生きよう。
謙虚に笑顔で頑張ろうね。
2018.3.21
半人前未満の中途半端なママより
後書き
いい歌だね
最近のエンジェルメッセージソングでね
ずっと曲名解らなくてさ
でもやっぱり
エンジェルメッセージなんだろうね
卒業式が終わり
ふと
君への気持ちを素直に書こうと思ったら
偶然、テレビで流れたね
”瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい”
この歌詞で
歳を重ねる毎に
君は誰を思い浮かべるんだろう…
ある人が君の事
笑顔の人って言ってくれていたよ
ママ、嬉しくて泣いちゃったよ
ありがとう
君のおかげでママ幸せだよ
本当にありがとう
あ、
、、、でもね
感謝の後だけどさ
一言言わせて。
最後のピアノの発表会
頑張ってね…
っていうかさ
もっと
死に物狂いに練習したらーーーーーっ‼️(笑)
追伸
ピアノ発表会
丁寧に優しい
君らしいエリーゼのためにでした。
感動したよ、ありがとう。
































