『まんが日本昔ばなし』という番組をご存じでしょうか?
毎日放送(大阪)制作のこのアニメ番組は1975年〜1994年の19年間と、2005年〜2006年の1年間、地上波ゴールデン全国枠で放送されました。長寿番組だったころ見ていた子どもはいま30代以上、復刻版を見た子どもでギリギリいま10代後半以上といったところでしょうか。
市原悦子さん、常田富士男さんという【二人の声優が全ての役を務める】というスタイルは、うすうす感じてはいましたが改めて考えると凄いことですし、主題歌の『にっぽん昔ばなし』と『にんげんっていいな』も子どもたちに大きな印象を与えました。
時間の尺が長い場合は【今日は何の日?】から始まるトークを記念日などに合わせて行いますが、
尺が短い場合は最近【紙芝居】の読み聞かせをしています。
声優でもないただの准看護師である私が一人何役も声を出すのは本当に難しいです。
そう考えると市原さんや常田さんは元より声優さんたちの技術って凄い。いや、もっと昔は町で紙芝居を読み聞かせしていた人たちもいたわけで、プロではないのでしょうがそれってやはりとても凄いことだと思います。
話は大きく脱線しましたが、『まんが日本昔ばなし』は全国各地に伝わる昔ばなしをお茶の間の子どもたちに届けた功績も偉大だと思います。
職場にいる高齢者にはこの番組を知らない方々が多かったのですが、それを見てきた僕ら世代にはいま子育て中の方も多いわけで、改めて『まんが日本昔ばなし』のDVDを子どもたちと見てみるのも良いかと思いました。