職場の利用者さんたちを相手にしたレクレーションの前に、私はいつも「今日は何の日?」という話をします。

1972年3月12日、東京の池袋から近い東武東上線成増駅前に、モスバーガーの実験店がオープンしたとのことで、本日はモスの日でした。
そのモスバーガーに、1990年から95年まで小冊子モスモスのキャラクターデザインという形で参加されてきたのが大西重成さんです。

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手塚治虫さん、桂文鎮さんなど、その日その日で話に出す方やキャラクターの絵をホワイトボードに描きます。

私のようなアラフォー世代にとって、大西さんが作ったモスバーガーのキャラクターはなんとも懐かしいものです。
大西さんはモスバーガーの他にも、坂本龍一さんのレコードジャケットや、ポンキッキのオープニングタイトルを制作したりしてきた方です。

モスバーガーの仕事を離れ、私設美術館準備のため1996年に出身地の津別町に戻り、2001年にはシゲチャンランドをオープンしました。
自分の町の観光名所ですから私も何度か足を運んでおり、大西さんの芸術に対する思いや津別に対する思いを聴かせていただきました。

さてそんな大西重成さんですが、私が施設職員で、高齢の利用者さんたちに話をしたことから、彼の少年時代を知る方もおられるわけです。
大西さんにとても頭が上がらない、私には驚きの「やんちゃな子で叩いてやったこともあるよ」とか、時間の流れというか、上には上がというか…

でも利用者さんたちに話をしてみて、大西重成さんに対する親近感がちょっと深くなりましたw