2月17日のことでしたが、仕事が終わってから津別町中央公民館で行われた、まちづくり・地域おこしフォーラム『住み続けたい町つべつ』を聞いてきました。
第1部は新潟県立大学准教授田口一博さんの基調講演でしたが、この部分は会場入りする前にほぼ終わっていてよくわかりません。
ただし第2部のパネルディスカッションのコーディネーターも田口さんだったので、彼が何を言いに来られたのかは聞き取ることができました。
パネリスト①水上さんは、まちなか再生協議会の方で、津別の魅力は自然環境が良いことでそこを活かしたいと答えたのに対し、町中心部に自然環境が豊かなことが魅力ですかと逆に返されていました。
パネリスト②真鍋さんは、JAつべつ女性部フレッシュミズの方で、結婚して津別にやって来たと話されていました。まちなか再生協議会の発想ではなく、町内郊外も便利にならなければ暮らしにくいといった内容でもっともだと思いました。
パネリスト③溝口さんは、子ども・子育て会議の方で、乳幼児を育てる母親が子どもを連れて集まれる場所が欲しいという話が出ました。認定こども園や児童館といった場所がもっと幅広い層から利用可能になると良いかも知れません。
パネリスト④國枝さんは、津別高校生徒会長。津別高校がまちづくりの協議に参加してきたことを後々へと継続するとともに、津別高校の魅力を発信して行きたいとのこと。
パネリスト⑤山本さんは、生徒会長と同級生の津別高校生徒。高校生が放課後集える場所が欲しいと、町中心部の多目的施設を使ったイベントを提案していました。
パネリスト⑥上原さんは、青年活動プロジェクトandの方で、町内の20~30代の青年が集まって自分たちで楽しめるイベントを開いてきたことを話しました。また町職員という立場から、子どもたちに林業の魅力も伝えて行きたいとも言っていました。
また全体を通して、津別は過疎の町でありながら町内の事業所に町外から通勤している人もいるという稀な状況から、いかにして町外の人に津別で住んでもらえば良いのかという話になりました。
これはマンションやアパートが無い代わりに町営住宅が多いのだから、例えば数年後に取り壊しが予定されている古い町営住宅にはペットを飼っている人も入居可能にする等、町役場が仕組みを変えることで転入希望者が引っ越して来やすい環境は整っていくのかなと思いました。