一日中ずっと雪が舞った14日、筑波大学が行った『まちなか再生事業アンケート調査結果報告会』を見学して来ました。
筑波大学は毎年津別町でラグビー部が合宿を行っており、その縁で津別町まちなか再生事業に協力してくれているのです。
引率は雨宮護助教授。プレゼンした大学院生2人からの提案と、私が感じたことを書きます。
【道の駅あいおい】
①特産品(木工製品など)販売に工夫する
持ち帰り可能な限定箸等。私はロマンス製菓のお菓子も津別らしくて良いかと思いました。
②観光客向けの食事提供に力を入れる
お土産向きではない地産の豆腐を北海道の醤油で食べて行っていただく。
③外国人狙いで生き残る
メニューの中国語、英語表記をする。
④夏季のイベント連動や冬季の営業縮小
旧相生駅前や農村公園でイベントはできないか。
【経済循環・飲食店需要】
①集まることのできる場所をつくる
ぶらっと来て半日過ごせるような居場所、旧活汲保育所や旧相生小学校は使えないものか。
無理なく持続可能な軽食コーナーは、公民館とか今後整備する緑地公園にあれば魅力的です。
②外食の新規出店は利用頻度が少なく困難
現状では夜間にタクシーが無かったり、遅くまで使用可能な飲食店が無いため外食機会が少ない。
新しく店を建てるより古民家や歴史的建造物を再利用した他地域の例もある。
【スポーツ合宿・ゼミ合宿】
①スポーツ合宿では全く町民との交流を持たない学生もいる。合宿所のネット環境整備や軽食販売機の設置、練習場のシャワー設置、移動用自転車のレンタルや周辺地域に合宿を張る大学との練習試合確保などサービス改善に取り組む。
②ゼミ合宿では合宿所のネット環境や、周辺の利便性で満足が得られていない。道内への広告や大学へのリーフレット配布、検索サイトへの対策等で、多くの学生を受け入れられるよう新規顧客の取り込みが課題。
③合宿のまち津別でアピールする。町民によるおもてなしで手料理を振る舞う。格安で宿を提供する。空き家宿泊サイトの活用もする。