本日、隣町で子ども向けに開催したGoEN囲碁クラブプログラムが終了しました。
13時、私たち囲碁サークルGoENのメンバー3人で例会の準備をしていたところ、小学1年生の息子を連れたお母さんがやってきました。
ハルキくんはひとりっ子ですが、チェスや将棋、オセロはすでにゲームをしたことがあると言い、それなら挟み将棋や五目並べはと聞くとこれも知っているとのことでした。
共通する感覚もあるだろうと五目並べで対局してみると、私を負かすには至らないものの、攻撃の仕掛けを打とうとする所、する所を先行して抑えてくるなかなかの勝負勘。
次に石の取り方、逃げ方を説明するとすぐ理解してもらえたようで、最初は私の石を1子でも取れたら良しとして練習用の小さな碁盤で対局してみました。
石の取り方にシチョウとかゲタとかいうテクニックがあるのですが、そんなこと教える前から感覚で要所に近い手を打ってきたほどです。
何局か打ってから、チェスならキング、将棋なら王将を詰めれば勝ちだが、囲碁の場合は最終的に陣地を広く取ったほうが勝ちであることを説明。
碁盤を学校のグラウンドとし、野球がしたい1組とドッジボールがしたい2組が場所を分け合うという例え話をすると、これもあっさり理解してくれたようです。
本当に囲碁の対局を最後まで打ち切るなら、石の死活というのを教えなければいけないのですが、今回は2時間だけのキッズカルチャークラブだったのでそこまでしませんでした。
こんな小さな子どもに囲碁を教えたのは初めてでしたが、頭の柔らかさっていうのは本当にあるのだなと驚かされた一日でした。