この冬は例年よりも大雪の日が繰り返されたオホーツク地域でしたが、春は早くすっかり雪も解けてなくなりました。
桜の開花もゴールデンウィーク明けの年が多いのですが、すでに周辺ではピンクの花弁が綺麗に開いた桜でいっぱいです。
このあたりでは蝦夷山桜とか千島桜という品種が主流で、本州以南でよく見る染井吉野はそれほどありません。
ただ高校卒業以降から北海道外で暮らしていた私は染井吉野の桜並木が好きだったので、昨年ホームセンターで3本の染井吉野を買って家の庭に植えました。
冬の大雪で枝や梢がかなり折れてしまったため、枯れやすいと言われる桜がどれくらい生きているかと心配していましたが、暖かくなるにつれて芽が膨らみ、ほとんど幹しか残らなかった1本も葉の緑が見えてきました。
枯れたかと思っていたので新たに1本染井吉野を買っていましたが、結局庭の桜が増えただけとなりました。
しかし考えてみると花より先に葉が出るのは蝦夷山桜などの品種で、染井吉野は葉より先に花が出るはずではなかったかと疑問が沸きました。
もしかして北海道の気候では染井吉野も葉が先になるだけなのでしょうか?
そういえば昨年は果物の樹はブドウしか花を見ませんでしたが、今年はアメリカンチェリーの樹にひとつ蕾を見つけました。
我が家の庭で初のサクランボが今年は食べられるかも知れないと、ちょっと楽しみにしています。