私は自分が住んでいる集落の自治会に参加していますが、自治会の活動自体ほとんどなく地域コミュニティーは老人クラブのほうが活発だと思われるので、43歳にして老人クラブの準会員でもあります。
先日は自治会役員の方が家に来て、私に役員に就くよう頼みに来ました。年度末に会計報告と通帳残高を確認して押印するだけでしょうし、会長や環境部、婦人部などと比べると会計監査は負担が軽いと思われるので引き受けました。
そんななか、今日は老人クラブで新年度の事務局長を頼まれました。さすがにこれは正規会員(65歳以上)でないことや、仕事上毎月10日の例会には出席できないことから一旦辞退を伝えました。
しかし、まず年齢の件は町に補助金算定のため報告するだけの規定であり準会員でも全く問題無しとのこと、事務局の役割も実際は会長や副会長がメイン、仕事で計算上4割程度しか例会に出られない私はサブ的な立場で構わないというので引き受けました。
それにしても、自治会役員でも老人クラブ役員でも頼まれたからといって簡単に引き受ける人は少ないようです。
自治会や町内会活動の盛り上がりは都市部より地方のほうが活発だと思っていましたが、実際総会への参加率は全世帯のうち半数くらいのものでした。一方で老人クラブは毎月の例会には人が集まりますが、役員となると会長や副会長が兼務兼務で対応しており会員の多くが役員を断ります。
面倒なことはしたくない、フツーのヒトでいたい、出る杭になって打たれたくないというのは若い世代の特徴かと思っていましたが、実は戦時中・戦後を過ごしてきた世代も変わりないことがわかりました。