庭の果樹として、最後にどうしても育てたかったハスカップの苗木をホームセンターで買ってきて、昨日3本植えました。
ハスカップとはブルーベリーに似た果実をつける植物で、原種はシベリア方面のものですが、渡り鳥により北海道の苫小牧周辺へと運ばれて繁殖したものをアイヌが[ハシカプ]と呼んだようです。
子供の頃こちらではグスベリーという果樹を垣根に植えている家がたくさんありました。最近ではブルーベリーやジュンベリーなどという果樹が人気らしいですが、私はクワの苗木を植えたように古くから日本にある作物のほうが愛着があるのです。
一方で畑のほうはキャベツの葉が大きくなるにつれアオムシに食い荒らされ、とても玉になるまで育てられそうもないので捨てました。
ピーマン、ナスビ、ミニトマトとニンジンは、蒔いた種が全く発芽しなかったり、発芽した様子があってもまだまだ小さすぎたので、それらを蒔いた場所も草と一緒に全て抜きました。
ホームセンターで野菜の苗が売られるのはだいたい今月いっぱいだというし、すでにナスビやピーマンは安い苗が店頭から無くなりつつあるので、最終的には庭の畑がほぼキュウリ、ナスビ、ミニトマトとピーマンの買ってきた苗だらけになりました。
経済的とは言えないウチの家庭菜園ですが、秋には苗を育てるビニールハウスを作る予定ですし、最初からほとんど草地や砂地をおこしたままの畑なのであまり期待はできなかったのです。
絶対に強いと思われたカボチャは全く芽がでませんし、トウモロコシすら発芽したのは1割くらいなので、せっかく拡げた畑を無駄にしないためにも発芽しやすそうな土の良い場所で、種からトウモロコシの苗を育てて空きのある畑に移す予定にしました。
秋にはジャガイモやトウモロコシが腹いっぱい食べられるだけ育つと良いのだけれど…