13日の話ですが、実写版「宇宙戦艦ヤマト」見てきました。
ストーリー的なことはネタバレになってしまうのでここでは省き、あくまでもWikipediaで公開されている程度までしか話せませんけどねw
で、今回の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、多少のアレンジはあったもののほぼ原作のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を踏襲するようなストーリー展開でした。まぁガミラス星人が人のカタチをしていなかったりして現代風のSFっぽく仕上げてありましたけどね。
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の初回放送は1974年で、その数年後に再放送が繰り返されていくうちにブームが湧き起こりました。私が小学校にあがった1978年か79年頃にも北海道で再放送があってよくそれを見ていたものです。
この作品の監督を勤めた松本零士さんは後の『銀河鉄道999』でも有名ですが、『宇宙戦艦ヤマト』に出てくるキャラクターも彼の他の作品で登場するものが元となっているキャラクターが多数みられたりします。彼はSF漫画作家として知られていますが、少女漫画や戦争もの、動物ものなど様々なジャンルの漫画を描いています。(実際私は彼の戦争ものの漫画をよく読んでいました。)
でもさすがに小学校低学年の頃の私が艦隊勤務について理解できたわけもなく、ひとりコートを羽織っている沖田艦長、あとは赤矢印の古代、緑矢印の島、青矢印の真田、なぜかひとりだけ黄色い制服の雪、酒好きの軍医がいたってことくらいしか記憶にありませんでしたね。
今回の映画で赤矢印が戦闘班、緑矢印が航海班、青矢印が技術班だったと知りました。ちなみに黒地に黄矢印の飛行部隊は原作にもあったようですが、黄地に黒矢印は原作で生活班の制服だったものが今回は飛行部隊の女性操縦手のものとなっていました。(というわけで雪の役どころも「航海班通信手兼生活班長」から「女性操縦手」へと変更されていました!)
原作アニメと実写版の違いにクルーに女性が多く入ったことがありますが、軍医も太めの男性から女医となり、航海班通信手も男性から女性へ、飛行部隊操縦手も雪の他に女性が何人かいたようです。やはり女性自衛官があたりまえに活躍する現代風の設定にアレンジされた感じがしますね。
前置きしたようにストーリーの詳細はここに書きませんが、原作と大きく異なる点がクライマックスです。まぁこの映画の主役が木村拓哉(古代進)なのでこうなったのかなといった内容…
はい、ネタバレはいたしませんw
原作をよく知っている方にはここをいじってあることに不満が出るかも知れませんが、懐かしいかすかな記憶を元に映画を見た私にとっては十分楽しめた作品でしたよ。

