今回のブログは広島市議会議員・豊島岩白さんのブログをソースとしています。
(彼はブログへのコメント、あるいはAmebaメッセージを受け付けていないためこちらで意見を述べさせていただきます。)

ブログ記事より…
いやぁ~、広島市民のみなさん、本当に今の広島市はヤバイ、思考停止の末期状態ですよ。。
今日、建設委員会がam10:00~pm4:00過ぎまで行われ、「旧広島市民球場の解体」が賛成多数で委員会採決されました。

以上転用終わり。

この豊島岩白さんは広島市議会の中でも解体反対派だったと思います。豊島さんのみならず他にも反対派の市議会議員はいますし、現に旧広島市民球場の一部建築物を改修してサッカー専用スタジアムを造ろうと呼びかけている市民団体も存在します。
豊島さんはブログの中で「市民不在、民意無視、秋葉市長の満足感のみを追及する広島市行政に、議会制民主主義が敗れ去ろうとしている。」としていますが、それはおかしいだろうと思うわけです。だって民意によって選ばれた市議会議員のうち建設委員会議員の過半数が解体に賛成したわけですからね。

私が言いたいのは、彼ら解体反対派が市民(市議会)を納得させられるような「資金の裏づけがある」旧広島市民球場の活用計画を示さないまま無責任に騒ぎ立てているだけだというのが問題だということです。
例えば昨年開場した『MAZDA zoom-zoom スタジアム』については、旧広島市民球場を本拠地としてきた広島東洋カープが老朽化の激しい球場の使用を余儀なくされていた状況から、地域の財界などを巻き込んで新球場建設を市民に納得させるに至ったわけです。

今回の旧広島市民球場解体案に際しては広島市がすでにその予算を組んでいます。それをくつがえすためなら、解体反対派は市の負担をそれ以下に抑えたうえで財界などの資金支援の裏づけをとった対案を示すなどし、市議会議員の過半数なり最低でも市民の3分の1程度の署名なり賛同者を集める努力が必要でしょう。反対するだけなら誰にだってできるというものです。

私の個人的な希望をいわせてもらえば広島市案にもサッカー専用スタジアム案にも反対です。広島東洋カープが創設期に使用していた広島県営球場が現在アマチュア用の球場として利用されているように、旧広島市民球場もアマチュア用の球技場として広く市民に開放してもらいたいと思います。

旧広島市民球場の建物自体は誰がどうみても老朽化が激しいわけですが、その天然芝と土のグラウンド自体は球技場としてはまだまだその機能が有効に活用できるというものです。MAZDA zoom-zoom スタジアムの使用が制限される少年野球、ソフトボールだけではなく、固定型の外野フェンスを取り除き天然芝のグラウンドを広げればサッカーだってできるでしょう。

政治家でも何でもない一市民の私だからブログで好き勝手言っていますが、少なくとも市民を代表する市議会議員が実現性も薄い個人的な構想だけで過半数の民意を否定する発言はいただけませんよ。
彼が仮に旧広島市民球場解体を先送りさせる期間の施設補修を一手に引き受けますと言うなら私だって応援する気にはなれますけどね。

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