北海道東部で私と出身地が近い講談師・神田山陽さん。
山陽さんは一昨年1月に少年時代を過ごした網走郡大空町に移住しまして、ふるさと発信の講談を目指しました。

山陽さんは常呂郡留辺蘂町(現・北見市)、網走郡女満別町(現・大空町)で生まれ育ったといいます。私は網走郡津別町、北見市で生まれ育ったわけですが、これらの地域は本当に近い位置関係にあります。
境遇的にも年齢がわずか6歳違いの同年代であり、北海道から道外に出て活躍し、やがて北海道に戻って地域興しをするという山陽さんの姿勢は尊敬しています。

山陽さんの大空町東藻琴移住に伴い、山陽さんを応援する住民グループ『チッタ・スロー友の会』が発足。チッタ・スローとはイタリア語で「その土地で根付いた生き方をする」という意味だといいます。
大空町立東藻琴小学校に聴講生として入学し、ふるさと発日本全国独演会百連発を大空町からスタートさせました。

昨年6月にも大空町東藻琴でチッタ・スロー友の会が主催した「大空町民ふれあい独演会」が開かれ、山陽さんが講談の伝統と楽しさを語り、大空町民とのふれあいの場となったようです。

私もいずれ学ばせていただき、山陽さんのように地元北海道に貢献する働きができればと考えています。

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