梅雨後半、日本も、たくさんの水害が起きていますが(>д<*)。
ここ最近、韓国全土でも続く、大きな雨・・
。
ソウルも、昨日はかなり大きな雨が降ったみたいで
。
漢江が、上流のダム（八堂ダム）の緊急放流により、警戒水位を超えたため、盤浦大橋などの漢江を横断する橋に、通行規制が出されたそう
。
あれだけの大きな川、氾濫したらえらいこっちゃ～ヽ(illﾟдﾟ)ﾉ！
実は、朝鮮王朝時代、ソウル（漢陽）が首都と定められた際には。
ソウルを流れる、小さな清渓川の持つ力が
。
治水（水害対策）で、とても重要視された・・といういきさつがあります～
。
以前にも書いたのですが。
清渓川は、
四神応相の考えにおいて、漢陽における「明堂水」（最高の気運を持つ水の流れ）でもあり。
現実的な「軍事」や「治水」面でも、とても大きな力を持ち、街を守る川とされてきました～！
決して大きくはない、清渓川が持つ、街を守る力の秘密は・・。
地図を見ると、見えてくるよ～！
地図の下に、ソウル市内を大きく流れる、漢江の流れ。
方角的には東から西（地図だと、右から左）に流れ、最終的に、黄海に注ぎます。
ところが。
地図中央の、小さな小さな、清渓川の流れは。
その漢江の流れに逆らうように、西から東に流れているの～
！
これ、近接する二つの河川が、互いに逆行して流れるのって、地理的にはかなり珍しいケースで
。
↑清渓川は、ソウル北側の山々を水源としている川だからね(^^)/
清渓川は、漢江に逆行するように、左から右に流れて。
最終的には、漢江の支流である中浪川に注ぎ、漢江と合流していきます(^^)/。
川の流れを、図に加筆してみました！
その水と、真逆の流れを持つ清渓川の存在が。
東から西に流れる水をせきとめる、自然の水門となって、川より上の地域を守ることができる仕組みなの！
すなわち。
景福宮をはじめとする、清渓川の北側に位置する国家の主要施設への被害を抑えることができる・・ってことだね(^^)/
このことは、漢陽に都を移すかどうかを検討していたころから、しっかり調査されていて。
首都を定めるにあたり、清渓川の存在は、本当に大きなものだった、と言われています！
昔は、どうしても、治水（洪水や大雨対策）では、自然の力にかなわないことが多かったから。
自然の持つ力をなるべく有利に使って街づくりをするのが、やっぱり一番ベスト～(^^)/！
私、このことを知ったとき、ソウルの、都市としての優れた立地に、めちゃめちゃ感動しました・・
でも・・。
実は、清渓川自体も、時に氾濫したりする、ちょっとした「暴れ川」の一面を持つ川でもあったんだけどね。
昔から、流れを維持するために大規模なしゅんせつを繰り返し、一時は高速道路の下で「暗渠（あんきょ）化」されたりもしながら・・。
再生事業を経て、現代に、「癒しの川」として蘇ったパワースポットでもあるんだよ～
そして、今。
近くなのに、お互いが逆行しあって流れて(^o^;)。
何だか、そっぽを向きあっているようにも見える( *´艸｀)、漢江と清渓川に。
見えない絆（？）もあったりするんだよ～。
現代に蘇った、清渓川。
近隣の地下鉄駅舎や、地下街などから出る、地下水に加えて。
一日最大１２万トンもの、漢江の水を、清渓川上流まで汲み上げて、浄化後、放流しているんですって！
そして。
漢江の水の力を借りて、ソウル市内を流れたきれいな清渓川の水は、再び漢江に戻っていく・・(///∇///)。
まるで、円を描くように。
現代では、この二つの川が、循環しあって流れているのね・・！
漢江と、清渓川。
漢江は、海を持たない漢陽において、海とつながり、人や物の輸送の役目を果たす、とても重要な存在でもあって・・。
それぞれ、古代から重要な役目を持つ、二つの流れは。
現代では、見えない絆で、しっかりつながって。
それぞれ、憩いと癒しと、大きなパワーを与えてくれる場所になってるんだね～(≧▽≦)！
次回、清渓川を歩くときは、その流れにも、気持ちを向けながら。
プラスのパワーをもらいつつ、のんびり歩いてみよう～o(≧∇≦)o
。でも何故か、毎回渡りたくなるの、何でなんだろ・・( *´艸｀)。
ニュース画像は、国民日報／JTBC／ニュース１ 各社さまからお借りしています。
お読み頂いて、ありがとうございます(^з^)-☆
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みんな大好きソウルごはん！
おひとりさまでも、のんびり、
アツアツの海鮮鍋やフグ鍋、
タッカンマリが楽しめちゃうお店、
掲載してます～(^^)/
女子なら絶対気になるトイレデータも
載せちゃいました～
