なぜか過去を振り返り始めたこの数日(笑)
毎日英語に追い詰められてるので息抜き的な。

手術を決めたのは2月末だったけれど、
実際の手術は4月の上旬でした。
1ヵ月以上も待機なの!?と不安はあれど、周囲に聞けば
まぁそんなもんというご回答。

ホルモン剤は飲み止めて、会社と家の往復に勤しんでいた3月。
未曽有の大地震が起きて、西新宿から家まで歩いた3時間。
4月に入っても余震は続いていて、私、手術中に地震起きて死ぬかもと怯えておりました。

当日の朝、お腹に手を当てて「今までありがとう」と伝えました。
でもいざ病室を出る前になったら不安になって泣きまくってました。
母に涙を拭かれながら手術が怖くて泣いていました。

手術室に行ってもまた不安で大泣き。
いい歳した大人がこんな泣くもんかね、ってくらい泣いた気がします。
子宮がなくなることはもはやどうでもいいんだけど、
お腹をかっさばく、という行為自体がおそろしい…ゲッソリ

静脈麻酔?の注射がむっちゃ痛い…背中を丸めて~と硬膜外麻酔で
針が背中に入ってく感じも気持ち悪い。
すべてが不安で泣いてたら、オペ看護師さんがずっと手を握っててくれました。
泣き疲れたころに準備が整って、麻酔を吸ってものの数秒で意識はとび…

「…さん、起きて!」との声で目を一瞬さまし、「もう終わったんだ」
と思ってまた意識を失い、次に目を覚ましたら病室にいました。
母の顔が見えて、何時?って聞きました。
「20時過ぎてるよ。」あれ、私手術室に入ったの10時前じゃなかったっけ…
と思ってたら「先生、血圧下がってます!」と緊迫した看護師の声が遠くに…。
輸血なしで手術を終えたものの、やはり少し足りなくなったみたいで輸血をしたそうです。

そのまま意識のない状態で当日を終えました。

今でも、10時間も娘の手術の終わりを待つ両親の気持ちを考えると
いたたまれなくなります。。。
当初の説明は4時間程度って話でした。