癌ってわかったのが2010年10月の上旬。

MRIやPETなど諸々検査をして治療方針が確定するまでの1ヵ月は
ものすごく精神的に追い詰められました。

不正出血なんていつが正常だかわからないぐらいだったし、
ものすごい経血量は高校生のころからだったし、
だとしたらすごい進行してるんじゃないか…

今の自分がどういう状況かわからない、ということに
私はかなり強くストレスを感じるタイプのようです。

それでひとりでは眠れなくなり、友だちに泊まりに来てもらったり、
泊めてもらったり、夜のドライブに連れて行ってもらったり…
ずいぶんと助けてもらいました。

そして約1ヵ月後の11月半ば、子宮体癌ステージⅠa期だろうという見立てで、
ヒスロンHでホルモン療法を試すことに決定しました。
その翌日は母と浮かれてディズニーランドに行きました。
あとは治ると信じてホルモン剤を飲んで、ひとりでもぐっすりと眠れるようになりました。

が、コトはそう簡単には進まず、ホルモン剤を飲み始めて3ヵ月後、
ひとり台湾旅行を満喫して帰国、病院に向かった私に、
ホルモン剤はほとんど奏功が見られないので子宮全摘を「強く」勧めるという結果が…。

納得がいくようにセカンドオピニオン行っておいでと主治医に言われ
1つは別の大学病院、もう1つはホルモン療法のパイオニアと呼ばれる女医さんの2か所を押さえました。

が、結局1つめの大学病院で説明を受けたら「ああもう取るしかないんだ」
ということがあっさりすっきりわかったので、2つ目はキャンセルしました。
涙もなく、腹をくくった、という感じでした。

それで、全摘を決めたのが、2011年2月末のことです。