心霊・不思議体験あります。 -2ページ目

心霊・不思議体験あります。

心霊は奥深い。信じなくてもいい。けど、信じるような事って起こる。
心霊が好き。

これは、人が亡くなる時、たとえ話せなくなっても、体が動かせなくなっても。





「何か」を伝えたり、「何か」を起こす力を持っているのではないか。と感じた話です。










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ふたつのメッセージ
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それは、私の父が亡くなる時に起きた事でした。





私の目の前で倒れた父、救急車に乗るまでは話す事も出来ましたが、次に病室で会った時には、もう二度と話す事は無く、そのまま亡くなってしまいました。






不思議な出来事は2つ起きました。






ハッキリと伝わったメッセージ。






父は深夜0時頃に病院に運ばれ、病室に来たのは深夜2時近くでした。






既に家族は全員揃っていて、「その時」を待つしかない状態でした。






事前の説明で、お別れの時間を設ける為だけに、延命しています。と聞いていたからです。





家族以外では、父の親友にだけ連絡を取り、その人が来るのを待つばかりでした。






そして、1時間程で親友が到着しました。









何をしても反応しない。










どうする事もできず、1時間程経って、丁寧に帰宅をお願いし、親友が帰ろうとした時でした。







突然激しい雷がなり、土砂降りの雨が降り出しました。それだけでは無く、窓ガラスが割れそうな程の強風。それは、どんどん酷くなりました。















「帰らないでくれ。」





 








1つ目の父からのメッセージ。








その雨は長く、親友はすっかり足止めされ、父の学生時代の話や、趣味の話を聞かせてくれました。気づけば皆んな笑っていました。








外が明るくなりはじめ、雷も雨も止んだ頃、親友はしっかりと父に別れを告げ、帰っていきました。







そして、医師から機械を止めたらサヨナラです。止めるタイミングはご家族で決めて下さい。と告げられました。







機械だけでは、色んな機能が事足りず、父の顔はやたらとハリがあり、ツヤツヤしているのですが、黄色くて、嫌な感じに浮腫み初めていました。







わかっていても、心臓が動き、温かい体の父に、お別れをするタイミングが決められず。








私達は長期戦を覚悟していました。









正直なところ、家族の疲労も限界に近づいていました。








そこで、シャワーと着替えを取りに、短時間だけ順番に自宅に帰ることにしました。









私は1番目でした。









急がなきゃ。と思い、足早に車に向かうと、外は夜の雨で木の枝や枯葉でクシャクシャでした。








私は車に乗り、エンジンを掛けると。








エンジンがかからない。









何度やってもかからない。








バッテリーがあがっているようでした。



 





仕方ないので、皆んなのいる病室に戻った時。









突然、心電図が赤く光り、音を鳴らしました。








医師が駆けつけ、「もう最期の時です。」と言います。







急な展開に、私は戸惑いながらも。












そうゆう事か。










私を呼び戻したんだ。











私の車は新車で購入して、まだ半年でした。












これが2つ目のメッセージでした。











家族全員で「その時」に立ち会う事ができました。







家族全員、体力の限界が近かったのも本音。








父は、そんな家族の状況も、どこかで感じ取り、自分でタイミングをみたのではないか。と思います。













これは、ただの偶然でしょうか。









「耳は最後まで聞こえてる。」








父は、私が帰ることを聞いていた。








強く想う、強く願う事のエネルギー。








私は「それはある」と思うんです。