以前にXiaomiの活動量計バンドMiBand2を買ったという記事を書いた
また、Xiaomiがウェアラブルの世界シェアで2017年第3四半期のトップとなったという記事も書いた
その後、2017年通年ではAppleにその座を明け渡したわけだが、Xiaomiという日本では聞いたこともない会社が、誰でも知っているAppleやFitbitと並んでこの業界で確固たる地位を築いていることは確実だ
ということでMiBand2が期待に大きく反して、使いやすいし必要十分の機能を盛り込んだ素晴らしい機器だったため、Xiaomiの他の製品についても調べ始めていた
そんな時期に、Fitbitの明らかに次世代のスマートウォッチであるVersaが日本でも6月15日に販売が開始された
ふたを開けてみると前モデルのIonicの時とはまったく違っていて、家電量販店もスポーツショップもこぞってこの日から大々的に売り始めた
価格も税込み2万8千円ほどで、Apple Watchに比べるとかなり安いし、Fitbitの機器に慣れている人には移行しやすい
また、デザインや機能の方向性が女性をターゲットにしているので、形状もかわいらしくて、ピンクなどもあり、まさに女性に受けそうだ
Fitbitという安心感もある
しかし、筆者にとってはIonicを購入して全然肌に合わなかったという前歴もある
筆者はと言えば、一時はスマートウォッチャーを名乗っておりApple Watch, GoogleWear(現WearOS)含めて10数個持っていたのだが、機械式の時計に回帰してしまったため、ほとんど使うことが無くなっていた
そんなときにXiaomiのMiBand2の魅力に気づいてしまったので、当然その延長戦として活量量計ベースのスマートウォッチにまたぞろ興味がでてきてしまった
で、候補として考えたのはやはり前述のFitbit VersaとXiaomi Amazfit bip
この2つは見た目も機能的にもかなり似通っている
そんななかでXiaomiを選んだ理由は以下
1. なんといっても価格
Amazfitは9000円ほど、Fitbitは前述のとおり28000円 この差は大きい
2. FitbitはiPhoneのヘルスケアアプリと連携できない
筆者はOmronのHBF-255Tという体組成計を持っていて、iPhoneのヘルスケアアプリと連携できる
さらに、たまにはApple Watchも装着するので、すべてをヘルスケアアプリで見たいのだ
ちなみに、Fitbitアプリからヘルスケアにデータを連携できるサードベンダーのアプリもあるにはあるらしいが
3. 電池の持ち
Versaは4日、Amazfitはなんと1カ月以上
さらに、Xiaomi MiBand2と比べると
1. 通知の内容や履歴もみられる
iPhoneで通知されるアプリはほぼ通知されるようだ
Suicaを使うたびに残高も通知される
MiBand2は通知の内容もみられないし、過去の通知もみられない、Versaは当然内容も30件の履歴もみられる
2 GPSが内蔵されている
ランニングとかする時に便利 VersaにはGPSは無い
ということがある
しかしながら、予期していなかった悪い点もある
もし、購入を考えていらっしゃるなら改めてこのへんを考えることをお勧めする
1. 筐体がチープ
Pebbleのような魅力的なチープさとはちょっとちがっていて、かなりプラスチッキーでおもちゃのように見える
筆者がライトグレーのモデルを選んでしまったことも大きな要因ではあると思うが
バンドを黒系に変えてみたがやはりチープ感はぬぐえない
筆者としては強力にブラックのモデルをお勧めする
2. アプリの画面が中国語
筆者が購入したのはおそらく中国版というものなのだと思うが(ほかにインターナショナル版というのもあるらしい)、最初に電源を入れたときは確かに英語の表記だったのに、iPhoneと連携させたとたんに中国語になった
ただ、アプリと言ってもワークアウト、天気予報、アラーム、タイマー、ストップウォッチくらいしかないので、中国語でもそんなに困らない
通知はちゃんと日本語で表示されるので、日本語のフォントは内蔵している
ということは、そのうちちゃんと日本語化英語で表示できるようになるかもしれない
3. 寝るときにつけていると少しだけ邪魔
まあ、これは今だけかもしれないが、MiBand2に比べるとやっぱり違和感はある
4. Mi fitアプリでは一つの機器しか連携できない
Amazfitを買ってiPhoneと繋げようとしたら、まずMiBand2のペアリングを解除するように指示が出た
つまり2つを並行して使うことはできないのだ