今週も旅行

と言っても自宅から30分で行ける
ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルへ

後ほど詳しく記述するが、インターコンチネンタルホテル共通の特別メンバープログラムであるアンバサダー会員になっている
この会員だと無条件にワンランク上の部屋にアップグレードしてもらえる
今回は少しだけ奮発して、上層階にあるクラブ ルームを予約しておいたので自動的にワンランク上のジュニアスイートあるいは和室スイートにアップされる



ここの和室には泊まったことがなかったので和室スイートを選択

2つのベッド、ソファがある洋室と12畳の和室がある部屋だ

和室には布団も準備されているのでそちらで寝ることも、洋室側のベッドで寝ることもできる

浴室も和風になっていてヒノキの内壁に大理石のお風呂、洗い場もある
和室側でゴロゴロしているとインターコンチネンタルホテルにいながら温泉宿にいる気分になる

このホテルができたのは1991年
1989年にこの場所で横浜博覧会が開かれた跡地をみなとみらい地区として開発した最初の建物で、当時はこのホテルしかない寂しいところだった

ホテルの基本形はこの時に建ったのでアクセスや通路、部屋の基本部分はやはり古いのだがもちろん調度品や水回り等は作り直されているのでそんなに古さは感じない

ただ、今回この部屋に泊まっていくつか不便というか困ったことはあった

まず、クラブラウンジ
クラブ ルーム以上の部屋を予約すると28階にあるクラブ  ラウンジを使用することができ、チェックインもそこで行うことができる
が、そのクラブ ラウンジにいる従業員の人たちが、何しろ気が利かないし、気がつかないし、仕事が遅い
全般的に見て2階の一般ロビーにいる方たちの方がはるかに気持ちが良い対応をしてくれる
ここがまず、誤算だった

ここでは朝は朝食、昼間はスナック類、夜はカクテルや簡単な夕食を無料で頂けるのだが、ここの食事の種類がいつも少ないし、飲み物はオーダー制なのだが頼んでから持ってくるまでに10分はかかる

このような施設はヒルトンホテルの多くの場所や他のホテルにもあるが、これだけショボい上に担当者が成ってないラウンジは初めてだ

どういうコンセプトでこの施設を運営しているのか疑問を感じるレベル

今回の不満はほぼこのラウンジに集中しているのだが、部屋に関してもひとつだけ困ったことが

テレビは洋室側の通路側におそらく32インチくらいのテレビが一台しかない
なので、和室にいるとテレビがかなり遠くになるのでよく見えないし、音もよく聞こえない
これは絶対和室にも小さくてもいいからテレビを置くべきだ
あるいは和室からも正面になる位置に50インチくらいのものを置いてもらえば問題ないのに


ここでインターコンチネンタルホテルのメンバープログラムに関して

ほかのホテルとちょっと違って、インターコンチネンタルにはメンバーが2種類ある

一つは一般的な宿泊者のメンバーシッププログラムであるIHGリワーズクラブ
ステータスは 一番下のクラブから、ゴールドエリート、プラチナエリート、スパイアエリートとなっており、最初はクラブ メンバーで、基本的には年間の宿泊数が10泊、40泊、75泊で上のステータスになる
ただ、インターコンチネンタルに関してはこのステータス間の特典の差がほとんどない上にあんまり嬉しくないことがヒルトンやマリオット等と違うところ
具体的にはゴールドでレイトチェックアウト(14:00まで)とプライオリティチェックイン(専用カウンターでのチェックイン)
プラチナでそれに加えて、無料の客室アップグレード(空きがある場合のみワンランク)、客室保証(72時間前に予約した部屋はチェックイン時に必ず用意する)
スパイアではさらに、昨年末から加わったアーリーチェックイン(空きがあれば10:00から部屋の利用が可能)

一方同じようなプログラムであるヒルトンオナーズプログラムでは
シルバーで1泊ごとに2本のミネラルウォーターのサービス、5連続宿泊時の1泊無料
ゴールドで、加えて部屋の無料アップグレード(空きがある場合)と2人分の毎朝食のサービス、アップグレードの結果としてラウンジ利用可能な部屋になった場合にはラウンジも使用できる(IHGではアップされても利用できない)
ダイアモンドで、さらにどんな部屋を利用していてもエグゼクティブラウンジへの2人分の無料招待

と、ざっと見ただけでヒルトンの方が絶対的に利用価値がある

なのだが、インターコンチネンタルには先程述べたようにアンバサダープログラムという別のメンバーシップがある

これは宿泊した数でランクが上がって行くものではなく、初年度は年間200USドル、以降は年間150ドルでIHGリワードクラブ 会員なら誰でも入会できる
入会すると
5000ポイントのリワードポイント贈呈
週末無料宿泊券1枚(週末に2泊すると1泊分がタダになる)
さらに
宿泊時には
無料の部屋タイプアップグレード(ほかのプログラムのような空きがあればではなく、必ずワンランク以上のアップグレードをしてくれる)
レイトチェックアウト(16:00まで)
ウェルカムスナック
ホテル独自のプレゼント
ほかにもいろいろ

アンバサダー会員になるとリワーズクラブのステータスがクラブの場合はゴールドにアップされる
メンバーページ上では通常のリワーズクラブメンバーがゴールドエリート、プラチナエリート、スパイアエリートと呼ばれるのに対してアンバサダーが冠されて ゴールドアンバサダー、プラチナアンバサダー、スパイアアンバサダーとなる

このようにアンバサダーに200ドル払っても、無料宿泊券とアップグレード保証で1回で元は取れる
さらに誰でもお金さえ払えば特典を受けられるところも特殊

逆に、ラウンジ利用に関してはリワーズクラブでもアンバサダーでも予約した部屋がそうで無い限り利用する権利は無い

さらにアンバサダーにはロイヤルアンバサダーという全てのホテルプログラムの特典を集めたような特殊な上級ステータスが存在するらしいが、基準も公開されておらず、筆者には関係ないのでどうでも良い

なぜインターコンチネンタルがこのような特殊なプログラムを用意したのかわからないのだが、もしかしたらそこにラウンジ担当者の質の悪さの遠因があるのかもしれないと思っているのだが



最後に:
ブログ等で「〜修行」とか言ってエアラインやホテルのこういったプログラムの上級ステータスを得ることを自体を趣味にしている人たちがいる

そういえば、ティップネスのどこの店舗に、あるいは誰のクラスのプログラムにどれだけ参加することができるかを趣味にしている人もいる

ティップネスに行くのも旅行に行くのも人それぞれに違った(場合によっては他の人には理解できない)目標を持つことを他人がどうこう言うのは無益だ
しかし、自己満足のために本来の目的を見失っては後々後悔するような気はする

筆者のブログでも今回やいつかANAのプログラムに関して記述したので修行の仲間と思われては困るのでこの機会にはっきりさせておくが、筆者の目的は大好きな旅行に行って家族と忘れられない思い出を作ることなので、このようなプログラムは手段の一つとして利用はさせてもらっているくらいの感覚である