週末に全国で話題になったおめでたいニュースが二つ
一応二つとも筆者と関係がある方の話なので、やっぱり気になる
一つは女優武井咲さんとEXILEのTAKAHIROさんの結婚とおめでたのニュース
武井さんとは2013年の春に放送されていた「お天気おねえさん」というドラマで共演した
「お天気お姉さん」とはお天気キャスターの役の武井さんがお天気の知識を武器に関ジャニ∞の大倉くん演じる刑事とともに事件を解決してゆくというなんだかわからないドラマ
武井さんとお会いしたのは最終回のシーンの一つで大学の授業のシーン
筆者はなんと大学生の役で授業に出た
撮影したのは横浜国立大学のクラスルーム
武井さんはとても綺麗で可愛らしい方だった
役作りもあったのだろうが、休憩時間中も静かでおとなしい印象だった
あれから4年でまさか、こんなことになるとは思ってもいなかった
もう一つは秋篠宮の眞子内親王の正式なご婚約のニュース
来年のご結婚を予定されているそうだ
この話は以前にも取り上げたが、眞子さまもご婚約者の小室さんも筆者の大学(ICU)の後輩にあたるので他人事とは思えない
眞子さまの卒論は明治の神話画に関するものだそうだ
筆者の卒論は縄文時代の遺物と現代美術の類似点に関しての論文
筆者の担当教授はJ. Edward Kidder Jr.教授
考古学、美術史の分野においては高名な方で、1993年には引退されていたのだが、もしその後も学校にいらしたら眞子さまの研究も担当されていただろう
眞子さまは、まさに筆者の直系の後輩ということになる
筆者のときもそうだったが卒論は日本に関する内容でも英語で書かなければならなかった
眞子さまのIDはおそらく14で筆者は85なので29年後輩ということになる
以前も少し記述したが、この機会にICUに関して
ICU(国際基督教大学)は東京の三鷹市にある大学で、名前の通り、キリスト教の組織が母体になって誕生し、一応必修の授業としてキリスト教関連の授業はあり、入学式、卒業式は学校の教会で行われるが、学生の宗教は問われない
学部は教養学部一つしかなく、今では学科も一つで(筆者の時代は6つの学科があった)学生は何を学びたいかをいつでも自分で決めることができる
入学試験も他の大学とは全く違っていて、英語は基本だが、自然科学、人文科学、社会科学の広範な問題が出題されるので、筆者の頃からピンポイントでの受験勉強は不可能だと言われていた
入学すると、インタビューが行われ、結果によって英語と日本語の2つの言語の両方で学問を行うための基礎訓練が行われる
筆者の場合は英語はネイティブではなかったので2年間は高校までにやってきたような英語とは全く違う、学問を行う方法としての英語の読み、書き、議論等の手中訓練をみっちり行った
日本語が不得手な人は同じように日本語を勉強する
同時に、様々なタイプのクラスを受けられるので、全く違う授業を受けながら、何年かかけて自分が何をやりたいかを見つけて、4年生の時にはそれをベースに卒論を書く
一部の例外を除き、卒論は英語で、日本語の抄訳をつけて提出する
卒論のためにアドバイザーと呼ばれる担当教授を自分で選択して、何度か話し合いながら執筆してゆく
卒論を書けば一応終わりだが、卒論の内容に関わらず、卒業までは好きな授業を受けられる
というようにちょっと他の一般的な大学とは仕組みが違うので、眞子さまが皇室のレールに乗った教育に疑問を感じていたとすると、この学校を選ぶ理由はよくわかる
とにかく、2組とも、これからも色々あるだろうが、お幸せにと願うのみだ