Engadget自社のページでアナウンスしているようにFitbitが初のスマートウォッチIonicを発表、今年中には発売する

 

Blazeはやっぱり画面のでかいアクティビティトラッカーだったのね

 

IonicはFitbitOSで動き、今までの同社の製品との大きな違いはサードパーティのアプリの追加ができること

これがいわゆるスマートウォッチの定義だとすれば初めてそれを実現したということか

 

機能としては今までのFitbitでできるようなことはおよそできて、さらにちゃんとスマホから通知を受けられたり、FitbitOSに対応したアプリが動いたり、内部ストレージに保存した音楽の再生ができたり、なんとNFCも搭載(最初は日本ではおそらく使えないだろう)

 

設計には買収したPebbleの技術者も関わっているらしく、ここでPebbleが生きてきたかという感じ

 

形は2014年に発売されたSamsungのGalaxy Gear2 Neo(これは筆者も持っていた)にそっくり

 

角形であり、NFC搭載というとモロにApple Watchを狙っていることは明らか

 

これで、FitbitプラットフォームがApple Watch, Android Wearに続く第三勢力として市場で力を持って来ればもっともっとスマートウォッチの業界が楽しくなってくると思われ、スマートウォッチャーの筆者としては歓迎する

 

さらに、一番の魅力はこれを300ドル以下で発売するということ

Blazeが200ドル弱、Apple Watch S1が300ドルくらい、Android Wearでは最も安価なモデルで300ドルくらいなのでこの価格はかなり魅力的

 

Ionicの発売は、おそらくFitbitOSがPebbleOSを吸収していくことに他ならず、同様にVectorのプラットフォームも統合して、Ionicが売れれば今後はもっとバリエーションを増やしていくだろう

 

でも、弱点はデザイン

これはいただけないよな